じょん
NOTds2ヶ月目の学習記録
2025年11月05日
要約を生成中...
はじめに
デザインを体系的に学び始めてから2ヶ月が経過。
1ヶ月目は「デザインの基礎固め」をテーマに、言語化ワークショップやフォント・色・形・余白といった要素の理解を深めながら、バナーデザイン制作を通してデザインを構築する力を身につけました。
2ヶ月目では、その基礎をもとに「表現の幅を広げる」学習に進みます。
1ヶ月目に制作したバナーの訴求軸を変えて、2枚の新しいバナーを制作
日々の学習として「Daily Graphic」という課題に取り組み、「今日は何の日?」をテーマにグラフィックを制作。AIツールを積極的に活用しながら、デザインとAIの新しい関わり方を探りました。
既存サイトの模写から一歩進み、複数の方向性をもとに新しいトンマナを設計。自分のデザインの引き出しを増やす課題を行なっています。
1ヶ月目のバナーをリニューアル
2ヶ月目の最初の課題は、1ヶ月目に制作したバナーの訴求先を変更し、新しいターゲットに合わせて2枚のバナーを制作するというものでした。
「同じ商品を、違う人にどう見せるか?」というテーマです。
40代女性に向けた高級志向のデザインに挑戦!
落ち着きと上品さ、そして少しの特別感を感じさせる世界観をどう表現するかがポイントです。
最初はかなり苦戦しました。
というのも、1ヶ月目に制作して合格をもらったデザインにどうしても引っ張られてしまい、
「全く違う層に向けてデザインする」という頭の切り替えがなかなかできなかったのです。
1ヶ月目に合格をいただいたバナー
最初に制作したバナー(ほぼ一緒。。。)
そんなときに使ったのが Whisk AI
labs.google/fx/
AIに「この商品を使っている40代女性のイメージ」を生成させてみたところ、
ターゲット像が一気に明確になりました。この人が手に取るなら、どんなデザインが似合うだろう?
そう考えながら色やトーンを整えていくと、自然と高級感と上品さが漂うデザインに仕上がっていきます。
ターゲットを変えることの難しさと、AIを使ってそれを可視化する効果。
この課題では、誰に向けてデザインするかを明確に描くことが、最も大切なスタート地点だということを改めて実感しました。
毎日続けた「DailyGraphic」
2ヶ月目に入ってから、「今日は何の日?」をテーマにしたDaily Graphic制作を毎日続けました。
その日のテーマをもとに1枚のグラフィックを制作し、Instagramに投稿していくという取り組みです。
Daily Graphic - 「1日1テーマ」で鍛える思考と構成力
https://notdesignschool.vibely.site/works/UpYK37W88fxW
単なる投稿ではなく、「テーマをどう表現するか」を日々考え抜くことで、
デザインを“感覚”ではなく“意図”で作る習慣が少しずつ身についていきました。
この課題では、AIを積極的に活用しました。
ChatGPTと一緒に「どんな表現が合いそうか?」を壁打ちしながら、Whisk AI用のプロンプトを作成。それをWhisk AIに読み込ませて画像を生成し、最終的な調整を行うという流れです。
AIを使うことで、ツール操作に時間を取られず、どう表現するかという発想の部分に集中できました。
これにより、1ヶ月目に培った発想力と言語化力をさらに伸ばすことができたと感じています。
サイト模写の応用課題
この課題の目的は、1ヶ月目に模写したサイトを別パターンでリニューアルすること。
ただ模写して終わりではなく、そこからWebサイト制作時の引き出しを増やす訓練をしています。
まず、9パターンのファーストビュー(トップページ冒頭部分)を分析し、どの方向性でリニューアルを進めるかを選定しました。「構成」「トンマナ(トーン&マナー)」「配色」「フォント」「余白」などを細かく比較しながら、自分が目指す世界観に近いデザインを絞り込みます。
課題はまだ進行中ですが、手を動かすたびに「自分の中に新しい視点が生まれている」感覚があります。デザインの幅を広げるとは、自分の思考の幅を広げることなのだと思います。
見せ方を学ぶという新しい視点
この2ヶ月間で、さまざまな課題に挑戦してきました。
バナー制作では合計3枚を仕上げ、デイリーグラフィックでは毎日新しいテーマに挑み、模写や応用課題にも取り組みました。制作物が少しずつ増えていく中で感じたのは、「作るだけで終わりにしないことの大切さ」です。
どんなに良い制作物を作っても、それをどう見せるかによって伝わり方がまるで変わります。
ただ出すだけではなく、どのようにまとめ、どのように届けるかを考えることで、学びがより深く定着していくことを実感しました。
自分がどんな学習をしてきたのかを整理して言語化し、それを他の人に伝える。
このプロセスには大きな意味があります。
時間が経ってから自分の記事を読み返すと、「この頃はこんな課題に苦戦していたんだ」「今と比べると、だいぶ成長したな」と、自分の変化を客観的に感じられる。それが次のモチベーションにもつながります。
NOTデザインスクールで使われているアプリ「Vibely」は、そうしたまとめる・見せるをサポートしてくれるツールです。ここでまとめることで、以下のようなメリットがあり、「学びの可視化」ができるツールだと感じています。
Vibelyのメリット
自分の成長記録として振り返れる
他の受講生やメンターに自分の成果をアピールできる
一覧化することで自分の得意・課題を客観視できる
おわりに
面倒に思えても、節目ごとに制作物をまとめて言語化しておくこと。
これが、結果的に「言語化力」を鍛えることにつながると思います。
言語化力が上がると、デザインの意図を説明できるようになり、AIへのプロンプト設計(指示の出し方)も格段に上手くなる。つまり、言葉を磨くことはデザインを磨くことと同義だと思います。
デザインとは感覚で作るものではなく、言葉で整理し、意図を伝えるもの。
だからこそ、今後もこの「言語化のトレーニング」は欠かさず続けていきたいと思います。


素晴らしいまとめ!👏