はじめに
新しいプロダクト「vibely(バイブリー)」をリリースしました。
vibelyは、オンライン講座運営のための学習管理システム(LMS)です。
教材格納や受講生の進捗管理といった基本機能に加え、
受講生がブログを書いたり制作実績を登録できる“発信の土台”を同じ場所に用意しました。
受講生のアウトプットはSNSやGoogleを通して、学びが自然に外へ広がる導線を設計しています。
一言でいうと、「受講生の学びが“コンテンツ”になって、講座の価値と評判を自走で高めるLMS」です。
作った背景
弊社では、React/Next.js特化のスクール「ShiftB」を運営しています。
運営の中で、受講生が学習を進めるポータルサイトを自社で内製してきました。
具体的には以下ののような機能です。
- 教材格納と受講生毎の進捗管理
- 受講生ブログ(学びの記録・ノウハウ共有)
- 個人開発や実務案件の実績登録
- スクール内での活動が自動でまとまるポートフォリオ生成
ただの“受講管理”に留めず、「発信」を中心に据えることで、学びがコミュニティ内外に循環する仕組みを作ってきました。
コミュニティ内部では、記事を起点にコメントや情報交換が生まれ、個々のモチベーションが連鎖的に上がります。
外部に対しては、受講生のUGC(ユーザーが生成するコンテンツ)が積み上がり、自然検索やSNS露出が強化されました。
実際にShiftBではGoogleで「React スクール」での検索ワードで1位を獲得するまでSEOが強化され、自然流入が増え
「受講生ブログを読んで、雰囲気が良さそうでShiftBを選びました」と言っていただく方が殆どです。
受講生の転職活動でも、ポートフォリオURLを共有するだけで“人となり”と“継続の証拠”が伝わり、採用につながった事例もあります。
受講生、運営、企業の採用担当、みんなにとって良い影響を作ることができ、
この知見を一般化し、他のスクール様でも使える形にしたのがvibelyです。
こんな課題に向いています
- 受講生の声や成果を外へ出す活動に力を入れたい
- サポートと広報の両立に時間が割けない
- そもそも教材の格納先で迷っている(既存サービスは高い・使いにくい)
プロダクトの特徴
学習の基本機能はしっかり
他のLML同様、教材管理・受講生管理・進捗管理ができます。
”シンプルで直感的なUIで使いやすい”と感想をいただくことが多いです。
アウトプットがメインになる設計
受講生ブログ・制作実績登録・SNSシェアを標準搭載。
アウトプットがコミュニティ内の知識として積み上がり、外部にはUGCとして届きます。
ポートフォリオ自動生成
プロフィール・記事・実績が自動集約され、受講生は活動の証跡を一本のURLで提示できます。運営側は実績紹介や広報にそのまま活用可能です。
導入効果(ShiftBでの実感)
自然流入の増加
受講生ブログが、年間で300記事も蓄積されました。
記事検索やタグで内部知識が探しやすくなり、外部検索からの自然流入も伸びました。
結果として、狙ったキーワード(React スクール)で1位を獲得することもでき、
能動的にスクールの周知活動を行わなくても、毎月相談会への申し込みが増えるようになりました。
受講生のキャリア支援
自動生成のポートフォリオページを採用担当に共有するだけで、活動の継続性や熱量が伝わり、面談や採用に直結した事例が出ています。
運営の省力化
教材・進捗・発信・実績のすべてが一箇所に集約され、運営タスクがシンプル化。コミュニティの熱量が自然に上がり、良い循環が生まれています。
基本機能一覧
- 教材管理 / 受講生管理 / 学習進捗管理
- 受講生ブログ / 制作実績登録
- 受講生ポートフォリオ生成
- SNS共有機能
- Slack / Discord連携(受講生の新着ブログがコミュニティに通知できる等)
はじめ方
2025/10/11現在、全ての機能を無料開放中で、モニター企業様募集中です。
利用ご希望の方は、こちらのページからアカウント登録できます。
登録手順の記事:
ご不明点などは、 Xアカウントまでお問い合わせいただければ、対応させていただきます。
おわりに
スクール運営は、学びを支えることと、価値を外へ伝えることの両輪です。
vibelyは、その両輪を“発信”でつなぎ、コミュニティの熱量をそのまま外へ届けるために生まれました。
「受講生サポートに集中したい」「発信を仕組み化したい」「自然に広がる導線を作りたい」
そんな方に試していただけたら嬉しいです。







