251117 ふりかえり

王道感の背景にあるもの
-碑文
-銅板印刷

フォントの背景がロゴのイラストのテイストにも反映されているお話が面白かった。フォントの成り立ちを知ると、今まで見ていたデザインも見え方がかわるというのを体感できたのがうれしい。教養があるっていうのはこういう背景知識があるってことなんだろうな。

狙った演出にふさわしいフォントや字形を選んで、あとは歴史に磨かれ、伝統に裏打ちされた文字や文字間に語ってもらう。→信頼感・安心感につながる

⬛文字パネル
・カーニングとトラッキングの単位
ｎ/1000em ⇒1/2=500, 1/4=250, 1/8=125

・（０）
０は日本語の時は変わらない。欧文のフォントの中に入っている情報で詰めてあるものも全部０になる。使わない。

・和文等幅
和文は等幅。欧文をフォントの持っている情報通りに調整してくれる。
※ベタ組の時はプロポーショナルメトリクスは入れない

・メトリクス★
和文等幅＋日本語フォントの幅に合わせて調整してくれる。
フリーフォントだと情報を持っていいないので動かないものもある。
1文字ずつ＋ペアカーニングもされる。
※メトリクスを使うときは自分でも文字間の調整をできるように、プロポーショナルメトリクスにチェックを入れておく。

・オプティカル
イラストレーターが横の文字を見ながら調整してくれる。文字が並んだ時に初めて発動する。
情報を持っていないフリーフォントなども調整してくれる。

・和文等幅＋プロポーショナルメトリクス
プロポーショナルは1文字ずつの調整のみ。ならんだ時のペアカーニングがない。

・文字ツメ
文字の箱の余白を均等に詰めていく。同じ50％でも文字によって違う。
メトリクスなどとは全然別の機能なのであんまり一緒には使わない。
あたまもぴったり揃えたい時とかに使うことある。

・アキ
約物の前の空きなどをアキなしでなくせる。でもアキなしはあんまり使ってほしくなさそうだった。
自動は段落パネルのアキ量設定で設定したものが入る。

・ベースラインシフト
カーニングも外れるので注意
オプション＞文字揃え使っても良き

・縦書きの時の数字の回転
オプション＞縦中横
パネルの中の文字の回転
オプション縦組み中の欧文回転

⬛段落パネル
・行の前後のアキ調整
途中で見出しなど違うフォントサイズの行が来たときにもきれいになるようにこれで調整する。
グリッドシステム、、、？

・ぶら下がり
外にはみ出る
べた組を綺麗に見せる。
強制だと右端の「、」などがきれいに収まっていても強制的にぶらさげてしまうので標準を使うことが多い。

・禁則調整方式
追い込み優先⇒詰まる★
追い出し優先⇒10％しか持てないが、カーニングで詰められる
追い出しのみ⇒追い出す！

・禁則調整設定
強い禁則⇒標準では足りてないので勉強して足しましょう。
弱い禁則⇒主流

・文字組み
文字組アキ量設定
文字パネルのトラッキングやカーニングとは別で設定しておくときれいな文字組ができる。
https://www.plus-designing.jp/pd/mjk/pd_mjk.html

⬛ベタ組の時の注意
・プロポーショナルメトリクスは外す。
・ボックスの幅を文字サイズの整数倍で作成する。
・左揃えにしたときと両幅揃えにしたときで動かないか確認する。動かなければちゃんとべた組になっている。