ぶべ
個人開発質問回答ライブ
2026年05月07日
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要約を生成中...
5/7にInstagramでやった、個人開発質問回答ライブのまとめ記事です。
僕はほぼウェブ一択です。理由は主に3つ。
ランニングコストが高い:Apple Developer Programの登録だけで年額1.3万円ほど、さらに収益の30%が手数料で取られる
プラットフォームの制約が強い:自分の資産として自由に開発している感覚を得にくい
そもそも自分がアプリをあまり使わない:ユーザーとしての解像度が低い
逆に ToC向けで数百円課金を広げたい 場合は、ネイティブアプリと言われています。ウェブ上で課金まで持っていく動線は、C向けだとかなり難易度が高いので。
やれるなら法人向けの方がおすすめです。
単価を上げやすい(月数千〜数万円、高いものだと数十万円も普通)
数百円のユーザーを何十人も集めるより、数千円のものを1社に成約する方がマーケ労力が低い
ただし、法人向けビジネス経験ゼロの人には心理的ハードルが高いのも事実。やったことがない人はまず個人向けから入るのが現実的です。
めちゃくちゃあります。同じサービスでも誰が作るかで完成物は全然変わるので。
TODOアプリひとつとっても、作る人の原体験によって入り口のUIも設定項目も全然違ってきます。マーケティング面でも、有名な競合サービスでも意外と知られていないケースは多くて、自分の集客チャネルさえ作れればその範囲で十分使ってもらえます。
ユーザーは思っているほど競合との比較なんてしていなくて、「この人がやってるなら使ってみよう」くらいの感覚で入ってくる人も多い。とにかく入り口(集客チャネル)を作れるかが大事です。
2つの軸で見ています。
自分が使いたいか:個人開発はだいたい失敗するので、失敗しても自分が使うからいいやと思えるかが大事
広め方のイメージが湧くか:作ってから集客するのは想像以上に難しい。ある程度ユーザー層が見えてから着手する
以前作ったInstagramのチャットボットツールは、もともと月額2万円の外部サービスを使っていたので、自分で作ればその費用が浮くこと自体が間接的なマネタイズになる、という動機もありました。
基本スタンスは「インフラ層はSupabaseなどのPaaSに全部任せて、アプリケーション層に集中する」です。
AWSやGCPで全部組むと、VPC設定・IAMロール・パブリックアクセス制御・HTTPS証明・WAFなど、考慮すべきレイヤーが多すぎて、個人開発で穴を防ぎきるのは正直厳しい。この領域は専業のSREやセキュリティエンジニアの仕事なので、副業・片手間でやるのは現実的じゃないです。
ただしPaaSを使ってもアプリケーション層のセキュリティホールは防げません。Supabaseで言えば「RLSが設定されてないのにanonキーが露出している」みたいなパターン。アプリケーションコードはちゃんと自分で読めるようにしておくべきです。
趣味レベルで自分しか使わないなら気にしなくていいですが、ユーザーの個人情報を扱う以上は責任が発生するので、コードを読めない状態で出すのは怖いですよね。
正直あまり選択肢に入ってこないです。Supabaseでも数十万ユーザーの規模までは追加費用ほぼなしで耐えられる感覚があります。
本当にスケールしてリージョンを分けるみたいな話になったら検討しますが、自分の場合はゴールが売却なので、ゼロイチの段階でスケーラビリティを深く考えすぎることはしていません。
基本的にNext.js内で完結させています。ただ、Railsで言うActive Jobみたいなキュー処理はNext.jsだと弱いので、その辺は外部サービスで補ったりはします。
言語やフレームワークを分けるのは、Next.jsが良すぎる現状ではあまり現実的じゃない感覚があります。
完全にRDB派です。
NoSQLは最初から設計が決まっているユースケース向き。後から検索インデックスを貼り直したり、設計を変更しようとすると余計なコストがかかります。
個人開発はピボットが必ず発生するので、変更しやすい方を選ぶべき。RDBは検索性も拡張性も高いです。
MacBook Pro、メモリ48GB、ストレージ2TBです。
最低ラインは16GBかな。Dockerやクラウドコードを使うなら16GBは欲しいです。最近はAIで開発する量が増えて、Claude Codeを並列で動かしたり動作チェックもAIにやらせると、48GBでもほぼ使い切る感じなので、いくらあっても足りないですね。
ある程度自分で設計方針をイメージした状態で指示すること。「このファイルにこの処理を書く」くらいまで具体化してから投げると、イメージ通りのコードが上がってきてレビューもしやすいです。
「この機能作っといて」みたいな丸投げだと、上がってきたコードの意図を掴むのに余計な手間がかかります。
細かい処理まで読むことはなくなってきていますが、ベース設計の部分は読めた方がいいです。
特にDBのリレーション設計は、現時点で問題なくても将来的な拡張性を考えて最初から設計しておかないと、ある程度の規模で詰みます。
SaaSは伸びていくと「法人アカウントを作って従業員を招待したい」みたいな要望が大体決まったタイミングで出てくるので、そういう成長パターンに対応できる設計になっているかを判断するために、コードは読めるべきです。
意外とコーディング系のスキルは作っていません。コーディングルールはプロジェクトのCLAUDE.mdに箇条書きする程度。
使っているのはむしろ開発以外の領域です。
画像生成スキル(Gemini / GPT Image 2を使うやつ)— LPやウェブサイトで必要になった時に自動生成
SNS投稿スキル — リポジトリ内に social/ ディレクトリを作って開発と一緒に管理
オウンドメディア記事作成スキル
粒度に応じて指示の仕方を変えています。
小さい単位:「この処理、他でも使ってたから関数として切り出して」など具体的に
大きい単位:「このPRをまるっとリファクタして」とざっくり投げて、上がってきたコードを見て解像度を上げてから具体指示に落とし込む
大前提として前後で機能が変わらないことが大事なので、テストコードでガードしておくのは必須です。
ただ最近のバイブコーディングは、AIがいくらでもコードを読めるので、カプセル化や共通化の重要度が下がってきている感覚もあります。下手に共通化すると逆にバイブコーディングと相性が悪くなる場面もあって、リファクタリングの概念自体が変わってきている気がします。
趣味レベルなら知らなくても作れる時代ですが、仕事や責任を持って運営するなら学ぶべき。
とはいえ、ウェブ開発で必要な文法はTypeScript本のごく一部だけです。Next.jsはオブジェクト指向フレームワークじゃないので、Reactも「propsを受け取ってUIを返す関数」、バックエンドも「ステートレスな関数」が中心。クラス構文はほぼ不要で、関数とオブジェクトのメソッドが分かれば十分です。
自分で考えてAIでチェック→最後は専門家に見てもらうという流れです。
趣味で無料公開なら自分でチェックして出す
課金モデルで本格的にやるなら、専門の弁護士に 3〜5万円程度 でリーガルチェックを依頼
AIでほぼできてしまいますが、「本当にこれでいいのか」の確証は持ちにくい領域なので、本気でやるなら一回見てもらう方が安心です。
月額4,000円・年額40,000円(2ヶ月分割引)のようなよくある設計でやっていますが、最初から年額契約する人はほぼいません。他の人に聞いても同じ感じでした。
多いのは月額で加入してから途中で年額に移行するパターン。「まず1ヶ月使ってみて、良ければ割安な方へ」という心理ですね。
最近の発見:月額・年額の下に3年分くらいの価格で買い切りプランを置いておくと、たまに成約します。SaaSなので「永久に提供」はできませんが、規約で「サービス終了時は何ヶ月前に通知」と書いておけば成立します。LTVを先取りする感覚で、意外とアリです。
毎回は作っていません。集客戦略次第です。
横のつながりで広げるB向けサービス:専用アカウント不要。発信者仲間に最初無料で使ってもらい、口コミで広がる
C向けサービス:専用アカウントは作った方がいい。ただし「アプリ作ってます」アカウントではなく、ユーザー層に有益な情報を届けるアカウントを作って、そこにアプリを当てていく
iOSのストアにダウンロード誘導するならTikTokが相性良いと言われています。
用途に応じておすすめが変わります。
ライトなアプリ:TikTok(特に海外アカウントでグローバル展開がトレンド)
B向けアプリ:Instagramリール。アプリ使用シーンを撮るだけで取れる。日1万円の広告でユーザーを集めて売却まで持っていった事例も聞きました。インスタはストーリーやDMで濃いコミュニケーションを取りやすい。
本格的にやるなら:YouTube。B向けは特に視聴時間が長く信用獲得しやすい。台本→note、切り抜き→ショート動画→XやYouTube Shortsと全方位に展開できる
運用コストが一番高いのはYouTube。難しければInstagram、それも難しければXから、というのが一般的かなと思います。
一瞬だけです。インプレッションは増えるけど定着しない。サービスへの定着はインフルエンサーじゃなく、機能がはまるかどうかの問題なので、あまり過信しない方がいいです。
結構あります。最近自分も初めて本格的にやっていて、効果を実感しています。
「AI検索でSEO縮小」と言われていますが、検索ボリュームはまだ膨大にあるので対策する価値は十分あります。
SEOがAIと相性がいいのは、非属人的な情報だけで読んでもらえるという特徴。SNSはAIで完全自動化すると無機質になってインプレッションが伸びませんが、SEOは最新情報を網羅できていれば読まれます。Claude Codeでキーワード選定〜記事構成〜執筆まで一気通貫でできるのも強みです。
アイデアそのものに価値はあまりないと思っているので、気にしていません。
ただ、AIの発展で「UIまで完全コピーして伸ばす」事例も出てきていて、確かに少し怖さはあります。とはいえ、世に出ればいずれパクられるので、作っている段階で気にしても仕方ない。
サービス自体の差別化は誰でも一瞬で作れる時代だからこそ、「自分のサービスだから使いたい」と言ってくれる人のコミュニティをいかに作れるかが個人開発の勝負どころだと思います。
以上、Q&Aライブの内容まとめでした。あくまで自分の経験範囲で答えた内容なので、「こういう視点もあるよ」というのがあればDMで教えてもらえると嬉しいです。
ありがとうございました。
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