しお姉
看護師から人材営業へ。ノルマは?看護師との共通点は?入社1か月のリアルを聞いてみた【後編】
2026年11月04日
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「営業職なんて、自分にできるわけがない」
看護師から一般企業への転職を考えたとき、そう感じて、営業職を最初から選択肢の外に置いてしまう方は少なくありません。
今回は、前編に続いて、看護師として8年働き、CRCを経て人材系の営業職に転職したHandL卒業生の松木さんにインタビューしました。入社してまだ約1か月という、まさに「今」のリアルな声を、会話形式でお届けします。
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看護師からCRCへの転職のきっかけや、その後のモヤモヤ、HandLでの自己理解のプロセスは、前編でお話しいただいています。
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この記事は、下の動画(後編)の内容を会話形式でまとめています。各セクションの最後に、該当シーンの再生位置へ飛べるリンクを付けています。
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しお姉:皆さん、こんにちは。HandLのしお姉です。今日は、看護師から一般企業に転職されて、今、人材系の営業職として、まさに今月から活躍を始めたばかりの松木さんにお越しいただきました。営業ってぶっちゃけどんな感じなのか、看護師との共通点はあるのか、ノルマとか大変なんじゃないの、といったリアルなところを、いろいろ伺っていきたいと思います。
松木さんが看護師から今のお仕事に至るまでの流れや葛藤については、別のビデオでしっかりインタビューさせていただいていますので、ぜひ概要欄からそちらのビデオもご覧いただけたらと思います。今日は松木さん、よろしくお願いします。
松木さん:よろしくお願いします。
しお姉:まず、簡単に自己紹介をお願いしてもよろしいでしょうか?
松木さん:看護系の4年制大学を卒業した後、東京の総合病院で、消化器内科の病棟に3年間勤めました。その後、出身大学のほうに戻って、大学病院で計5年間、看護師として働きました。内訳は、精神科病棟で3年間、消化器科病棟で2年間です。その後、夜勤のない仕事に興味があったことと、タイミング的なこともあって、治験コーディネーターに転職しました。そこでモヤモヤしたことをきっかけに、自分の言語化や棚卸しもしたいと思って、HandLさんを受講させていただきました。それから、今は人材の営業職に転職した、というのが、今までの経緯になります。
しお姉:看護師からCRCに転職される方は多くいらっしゃいますが、そこでモヤモヤしてしまうというのはすごくリアルですし、そこからさらに「自分はこれだ」というものを見つけて、今、営業職に転職されたということなんですけれども、まず1つ目です。
▶︎ 動画で見る(0:42〜)
しお姉:看護師をやめようかなとモヤモヤして、まずCRCに行かれたんですけども、そんなときに、営業という候補は頭の中にありました?
松木さん:全くなかったです。(笑)全くなし。やっぱり、営業というと売り込むイメージが強かったので、そんなことは自分にはできないだろう、と思っていました。
しお姉:ドラマのイメージもありますもんね。
▶︎ 動画で見る(1:40〜)
しお姉:そして、HandLでの受講中に、営業という選択肢が出てきたときは、どんなふうに思われましたか?
松木さん:最初は、売り込みとか、技術や数字を追いかける能力というところで、私に合うのかな、というのが一番初めでした。でも、営業職にもいっぱい種類があるよ、ということを教えていただいて、企業の研究や職種の研究をして、少しずつ変わっていった、というのが経過になります。
しお姉:「私なんか無理」って、皆さん最初は100%言うんですよ。思い込みで決めちゃいけないですし、「看護師さんって、夜勤中に夜寝てて楽なんでしょう」と言われたら「え、全然違うけど」と思うのと同じように、やっぱりイメージだけで断定しないことは大事かなと思います。
▶︎ 動画で見る(2:05〜)
しお姉:そして3つ目。じぶん言語化塾の受講中に、自分の軸、いわゆる自己分析と、その軸に合わせた企業研究や職種研究をしていく中で、ご自身のことも深く理解できたし、世の中の仕事というものも、いい面悪い面、両方フラットに正しい知識を得ることができた上での、営業の見え方は、何か変化はありましたか?
松木さん:初めは「私には合わない」くらいの感じで、何も調べていなかったんですが、調べて、自分の軸と職種の特徴を図で当てはめたときに、案外、自分の中で、対人業務であったり、安心して意見が言える、というか、意見を言い合わないと正解が見えてこない、というところは、意外と合うんじゃないかという視点に変わった、というのが大きな違いですかね。
しお姉:それを選ぶかどうかは、また別の話ですけど、冷静に見られるようになるのは、ちょっと楽しくなってきますよね。神経衰弱じゃないですけど、「ああ、違う」という感じで見えてきますよね。(笑)やっぱり、そんなふうに、思い込まずに変化させていくというところが大事かなと思います。
▶︎ 動画で見る(2:48〜)
しお姉:そして、いざご入社されて、本当に1か月ぐらいかなと思うんですけれども、入社されてみて、みんなが心配しているのって、やっぱり、ノルマはあるのかとか、自分だけ達成できなかったら怒られるんじゃないかとか、売上や数字に対する結果を自分が受けることへの恐怖とか、その先どうなるかわからないところだと思うんですけど、まだ日は浅いですけれども、実際どうですか?「達成しないと」みたいなのは。
松木さん:転職した会社は、チームで達成しようというところが強い、というのもあるんですけど、週1回、必ずグループミーティングがあって、月1回は、グループをまたいで、もう1つ上の方との業績会議もあったりする中で、ノルマが達成できた、できなかった、というよりは、「なぜ達成できなかったのか」とか、達成できたにしても「達成できた理由」とか、その背景や現状を深掘りされることのほうが多いなと、会議の中で感じます。そこの分析のほうが大事なんだな、というのが伝わってきますね。
しお姉:感情論で何かが動くということがない、という感じですよね。
松木さん:そうです、そうです。人材なので、どうしても、スタッフさん要因だったり、どうしようもないこともあるんですけれども、それでもやっぱり、そうじゃない部分の追求だったり、「こうしていけばよかったかな」「次に何が活かせるかな」みたいな質問や問いかけが多いので、達成しなかったからマイナス、みたいな感じはないですね。
しお姉:なるほど、それは安心ですね。
松木さん:そうですね。もちろん、達成したときは、本当に「達成したね」という感じで、喜び合うというか、褒め合うというか、そういった感じがあるので、そういう場面があると、シンプルに嬉しいですよね。
▶︎ 動画で見る(3:57〜)
しお姉:そして5つ目。看護師と営業の共通点って、松木さんから見て、何かありますか?
松木さん:今思うところは、いろんな部署というか、いろんなところから、いろんな問い合わせが来るところは、看護師とすごく共通しているなと思います。看護師のときも、患者さんからも、先生からも、リハビリさんやソーシャルワーカーさんからも、「この患者さんの担当でしょ」ということで、その日だけでもいろいろ言われたりしていたので。営業でも、他のクライアントに訪問していても、携帯がブーッと鳴って、スタッフさんから連絡が突然来たり、クライアントから急遽連絡が来たりと、いろんな連絡を、優先順位をつけて対応していくところは、すごく共通しているなと思います。
しお姉:今日のうちにこれを進めなきゃいけない、という中で、ナースコールが鳴る、というのが、ちょっと似てますね。
松木さん:似てますね。
しお姉:予測がつかない、予定していないこともこなしていかなきゃいけない、というところは、確かに似てるかもしれないですね。得意じゃないですか、皆さん、という感じですけど。(笑)
▶︎ 動画で見る(5:48〜)
しお姉:6個目。まだご入社したばかりかと思うんですけれども、この会社に入って「納得できているな」と思うポイントって、1個挙げるとしたら、ありますか?
松木さん:やっぱり、自分の中で意見が言いやすい、自分の発言がしやすい、むしろ求められる、という環境が、一番納得できたポイントかなと思っています。
しお姉:自分の軸とも合っている。
松木さん:そうですね。会社の方からも、看護師として、治験コーディネーターとして働いてきた見方を「もっと教えてほしい」と言ってもらえて。答えやすいですし、「違う島の人」という認識もあるので、しょうもないことを聞いても教えてくださいます。逆に聞きやすいんですよね。本当に「何もわかりません、経験がございません」という形で、初日の挨拶のときに言いました。「ちょっとパソコンとかできないかもしれないんですけど、よろしくお願いします」と。(笑)
しお姉:言っちゃえば、自分のハードルが下がるから聞きやすくなるし、相手も答えやすくなるので、最初に自分から下げておく、期待値をコントロールしていけたらいいかなと思います。
▶︎ 動画で見る(6:51〜)
しお姉:そして7つ目。これから課題になりそうだなというところは、どんなものがありますか?
松木さん:私は営業職で、主にクライアントさんを担当していくことになるのですが、看護師のときって、必要とされていて、ナースコールが鳴って「どうしましたか」という形での対応なんですけど、新規でクライアントさんに案件をもらいに行ったりという、自分からアプローチしていくところは、今後の自分の中での課題になるかなと思っています。
しお姉:看護師って、最初から「必要な状態」の方とずっと向き合っているので、どうしても、必要じゃないかもしれない人と対峙しなきゃいけないというのは、結構ドキドキすると思うんですけど、やっぱり、そこが「看護師の鎧を下ろす」ことの醍醐味かなとも思っています。医療従事者ではない一般の方は、そういう経験をやっぱり積まれているので、そこでの難しさだったり面白さだったり、ニーズを見つけて解決に導けたという達成感は、やっぱり看護師では味わえない部分だと思うし、いい課題だなと思います。
▶︎ 動画で見る(7:57〜)
しお姉:そして、忙しい業務の中で、じぶん言語化塾の中で見つけ出したご自身の軸というものを、思い出したりすることってありますか?
松木さん:正直なところ、普段は思い返している暇が今はない、というのが1つなんですけど、1か月に1回だったり、「あれ?」と思ったときに、自分が大事にしたいと思った軸を見返すことで、「これは自分が決断した転職なんだ」という形で納得ができる、というのは、前と全然違うなと思います。
しお姉:自分で決めた感覚って、めっちゃ大事ですよね。エージェントさんに言われたからとか、夜勤がなくなると言われたからとか、同期がこう言ってたからとかじゃなくて、私が私の基準で、かつ情報収集と精査で選び抜いたことなんだ、と思ったら、踏ん張る理由がクリアになりますよね。
松木さん:そうですね。行く前は「大丈夫かな、うまくできるかな」と思うんですけど、振り返ることで、「ここに挑戦したかった自分がいたんだな」と思うと、もうちょっと踏ん張ろう、という感じで思えるなと思います。
しお姉:素晴らしい。
▶︎ 動画で見る(9:00〜)
しお姉:そして、これ結構大事かなと思うんですけど、ぶっちゃけ、「想像と違ったよ」「これちょっとデメリットかも」と思ったことって、何かありますか?
松木さん:人材の会社にも、本当に中小から大手まであると思うんですけど、システム化されているところと、されていないところが、結構違うというのは、ぶっちゃけ、ちょっと想像と違ったなとは思いますね。前の会社も、前の大学病院も大きかったので、かなりシステム化されていた、統一されていたんですよ。やり方とかスキームが、もう決まっているというか。今の会社は、いい意味で決まりきっていないので、結構自由だったりするところは、想像と違ったところではあるんですけど、これからの自分にとってはいい経験で、他の人の経験とかも聞いていかないと、自分のスキームもできていかない、というところは、会社によって結構違いますよ、ということをお伝えしたいですね。
しお姉:そこは、自分で工夫して、いろいろ考えていく力が身につきそうですね。
松木さん:もちろん、初めは先輩がやっているやり方を教えてもらって、それに沿ってやっていきたいです、という感じなんですけど、だんだん、自分の中で「もっとこうしたらいいんじゃないか」ということを、反映しやすい雰囲気かなと思います。
しお姉:営業職のリアルを、看護師さんの視点でいっぱい語っていただいて、本当に私も勉強になりました。ありがとうございました。
しお姉:最後に、営業職がちょっとでも、1%でも気になるよ、という方に向けて、メッセージをお願いしてもよろしいでしょうか?
松木さん:私、営業と聞いたときには「ありえない」と思っていたんですけれども、今、実際に営業になっていることを考えると、少しでもいいなと思っている方がいらっしゃったら、ぜひ営業について調べてみてほしいです。会社によっても、営業の種類によっても、全く違うので、その方法だったり、わからない方はぜひ聞いていただけたら、たくさん情報も出てると思うんですけど、「ちょっと調べてみようかな」という気持ちを大事に、ぜひ行動に移してもらえたらいいかなと思います。
しお姉:本当に嬉しいですし、本当にリアルが聞けたなと思います。ありがとうございます。
松木さん:こちらこそです。
しお姉:これからのご活躍もすごく楽しみに応援しております。皆さんも、ご覧いただいてありがとうございました。ご質問などがあれば、ぜひコメント欄に書いていただいて、勉強になったよという方は、ぜひグッドボタンをよろしくお願いいたします。それでは、また別のビデオでお会いしましょう。今日は松木さん、ありがとうございました。
松木さん:ありがとうございました。
📖 前編もあわせてご覧ください
看護師からCRCへの転職、そこでのモヤモヤ、HandLで見つかった「5つの軸」については、前編でお話しいただいています。
▶︎ 【前編】の記事を読む
動画では、記事では伝わりきらない松木さんの表情や、しお姉との会話のテンポも、そのままご覧いただけます。
▶︎ YouTube:【後編】看護師から人材業界の営業職に転職してみて、実際どう?
▶︎ 前編の動画:【前編】看護師からCRCに転職したけどイメージと違った?卒業生の松木さんにインタビュー!
HandLでは、看護師をはじめとする医療従事者の方が、「自分はどうしたいのか?」を言葉にして、納得できる進路を選ぶためのサポートをしています。
「看護師を辞めたいわけじゃないけど、このままでいいのかわからない」
「一般企業も気になるけど、自分に何ができるかわからない」
「そもそも、自分が何をしたいのかわからない」
そんな方も、まずは自分の頭と心を整理するところから。
「私は人生をこうする!」と、自分の言葉で言える未来を一緒につくっていきましょう。
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