しお姉
看護師8年、CRCに転職して迷子になった。それでも「自分の軸」を見つけ、人材営業へ進めた理由【前編】
2026年11月04日
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「夜勤がなくて、ある程度の年収があって、看護師の経験も活かせる仕事」
そう考えて、看護師から治験コーディネーター(CRC)へ転職する人は少なくありません。実際、私たちのところに相談に来る方の中にも、CRC(治験関連)の仕事に転職したあとに、「夜勤はなくなったけれど、違うモヤモヤが生まれた」という方は、実はたくさんいます。
今回お話を伺ったのは、看護師として8年働き、CRCへ転職。その後、HandLで自己理解とキャリアの整理を行い、人材系の営業職へ転職したHandL卒業生の松木さんです。
「看護師から、直接納得して企業に転職した」のではなく、CRCを挟んでいるからこそ、リアルで参考になる話がたくさんありました。この記事では、そのインタビューを、会話形式でご紹介します。
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この記事は、下の動画(前編)の内容を会話形式でまとめています。各セクションの最後に、該当シーンの再生位置へ飛べるリンクを付けています。
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なお、動画は2本立てです。前編(この記事)では、看護師からCRCへの転職プロセスとその後のモヤモヤ、そしてHandLでの自己理解を中心に伺っています。今のお仕事の内容や会社の雰囲気については、後編でお話しいただいています。
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人材営業に転職して約1か月のリアルな声(ノルマ、看護師との共通点、想像と違ったことなど)は、後編でお話しいただいています。
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しお姉:皆さん、こんにちは。HandLのしお姉です。今日は、看護師さんから一般企業に転職された松木さんをお迎えして、今、入社して本当にほやほやの状態でインタビューに応じていただけたので、どんなキャリアを歩まれて、どんなふうに転職してみて、実際入ってみてどうなのか、というところを、今日は根掘り葉掘り伺っていこうかなと思います。
しお姉:松木さんには、看護師さんから企業への転職という、これまでのプロセスを伺うビデオを、今回「前編」として撮らせていただいていて、「後編」では、今のお仕事の内容だったり、実際の会社の雰囲気だったりといったところも伺っていきたいと思いますので、ぜひ両方ご覧いただけたらと思っています。松木さん、今日はよろしくお願いします。
松木さん:お願いします。
しお姉:早速なんですけれども、簡単な自己紹介をお願いしてもよろしいでしょうか?
松木さん:香川県出身で、他の県の4年制の看護大学に行って卒業して、その後、東京に行ってみたいなと思って、東京の総合病院で、消化器内科の病棟に3年間勤めました。やっぱりちょっと戻りたいなというところもあって、出身大学のある広島のほうに戻って、今度は大学病院で計5年間、精神科と消化器科の病棟で勤務したので、看護師としては丸8年働きました。その後、夜勤がない仕事だったり、ある程度落ち着いて仕事ができたらなというので、よくある治験コーディネーターに、転職エージェントを使って転職したんですけれども、そこでは、条件面は結構叶ってはいたんですが、本当にこれでよかったのかなとモヤモヤしたことがきっかけで、去年のちょうどこの時期ぐらいに、HandLを今のXで見つけて、しお姉さんに無料相談をしていただいて、受講して、企業分析だったり自分の言語化とかをして、営業職に転職している、というのが今の現状になります。
しお姉:看護師からCRCへの転職って、看護師が企業転職を思いついたときに、一番最初に割と出てくるんですよね。
松木さん:そうですね。夜勤がなくて、ある程度年収がある仕事、企業に行きたいとなると、もう治験コーディネーターか、看護師を続けたいなら訪問看護かな、という、この2択ぐらいで、どこのエージェントさんにも言われた気がします。
しお姉:私が本当に10年以上前に企業転職を試みようと思ったときから、やっぱり治験関連のお仕事は、求人として最初に紹介されることが多いかなと思います。ただ、看護師からCRC、もしくはCRAとか、治験関連のお仕事に転職されてみたものの、夜勤はなくなったけど違うモヤモヤが生まれたよ、という方も、実は少なくないと思っていて。私も、同じように、実はCRAになった経験があるんですけど、すぐフェードアウトしてしまった経験があって、本当に申し訳ないことをしたなと思っているんですけど、やっぱり、そういう経験をした方って「やっちゃったな」みたいな感じだから、あまりその経験を語っていただけることがないので、なかなか、松木さんのご経験は貴重だなと思いますし、皆さんもすごく参考になると思います。看護師から直接、納得した企業転職をしたのではなくて、看護師からCRCを挟んでいる、というところが、このリアル感を増してくれているなと思うので、今日は10個の質問に松木さんに答えていただきたいと思っていますので、よろしくお願いいたします。
松木さん:はい、よろしくお願いいたします。
しお姉:今回なんですけれども、まず、看護師からCRCに転職されたときの気持ちや状況を伺って、その後、CRCから今のお仕事、営業に至るまでの気持ちや選考の感じというところを、伺っていきたいなと思っております。
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しお姉:まず1つ目ですね。看護師さん、合計8年、結構がっつり働かれてたなと。しかも、いろんな領域を結構経験されてますよね。
松木さん:そうですね。8年で、3か所の病院を経験しましたね。
しお姉:となると、一通り、リーダーだったりプリセプターだったりもされてたんですね。
松木さん:そうですね、はい。
しお姉:実際、一番最初の無料相談でも、松木さん、「看護の仕事が嫌になったわけじゃないんですけど」という感じでお話しされていたのを、すごく覚えていて。8年やって、自信もついて、一通りやったけど、「看護師やめたいかも」と思ったのって、なんででした?
松木さん:振り返ると、看護師をやめたいというよりかは、病院の中の看護師以外の世界で、自分のキャリアを積みたい、という感じで。1回目の、多分、治験コーディネーターへの転職のときは、看護師のキャリアチェンジをするぐらいのイメージだったかな、というのが正直なところで。あとは、夜勤がない、規則正しい、家族と休みが合う仕事への憧れだったり、オフィスワークみたいに、パソコンの前で作業できたほうが、これから長く働けるかなというところが、正直なところです。
しお姉:いや、そうですよね。正直、私もそうで、「看護師のままキャリアチェンジをしてみたかった」という感覚って、すごくリアルだなと思うんですけど、看護師という自分も捨てないまま、クローズしないまま、あれもこれもやる、みたいな、そういうわがままができたらいいなというのを、叶えてくれるのが、やっぱり治験のお仕事というイメージを持ってしまうかなと思うんですけれども。
松木さん:「看護師経験を活かせます」みたいな治験の案内で、よくある「医療機関で働くけど、看護師ではないですよ」みたいな、そういうところに、自分の思いと言葉が一致したと思って、応募しちゃった、みたいなところがありますね。(笑)
しお姉:いや、リアルですね。
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しお姉:そして2つ目の質問は、看護師からCRCになられるときの転職、完全にお一人でやられていたかなと思うんですけれども、そのときは、まずどんな流れで、どんなところを頼ったり、何を準備したりされました?
松木さん:まずは、よくある転職エージェント、有名な大手に、当時は2社同時に登録して、「こういう形で探してるんです」というのを伝えて、治験の求人をいただいて、書類や面接の対策もしていただいて、最終面接を受けて、1社先にお返事をいただいたので、もうそこで決めた、というのが転職の流れになります。多分、相談してから1か月半ぐらいで、内定まで決まりました。
しお姉:エージェントさんとの、そのときのやり取りの印象って、いかがでした?
松木さん:さっき言った形の、条件面だったり、看護師としての経験が生きれば、という表現を自分もしたので、だったら治験のお仕事とかどうですか、という話でした。実際に、私の友達で、何人か治験コーディネーターだったり、CRAのモニターさんになっている人もいたので、そういう人に話は聞いていたんですけど、「夜勤がなくていいよ」「治験の枠組みの中で動くから、自分の判断とか、人の命に直接関わるということがない、安定感があるよ」といった、いいところを聞いて、情報収集していたのが、治験の転職活動ですね。
しお姉:でもやっぱり、今変えたいと思っているものの候補に対して、いい情報が自分のところに来ると、「やっぱりそうなんだ」と思っちゃうんですよね。しかも、我々看護師って、まともな就活をしたことがないから、「じゃあそうなんでしょう」みたいな、ふわっとした情報を「あ、事実なんだ」と受け止めてしまう素直さが、どうしてもあるから、なかなか難しいところなんですけど。そうすると、1か月半ぐらいで、割と何かにつまずくことなく、という感じで。
松木さん:はい。もう、ポンポンポンと決まった感じですね。
しお姉:松木さん、やめられるときは、スムーズにやめられました?経験が豊富だし、任されていることも多かったと思うんですけど。
松木さん:実際に転職活動をしたのが9月ぐらいで、決まったのが10月ぐらいだったので、辞める前の夏ぐらいの面談で「ちょっとやめようと思います」みたいな感じを事前に伝えていたので、ギリギリで引き止められる、ということはなかったですね。決まるまでは「考え直してくれていいよ」みたいな、過度な引き止めみたいなものはなかったです。
しお姉:多分、思うところはあったとは思うんですけど、企業への挑戦、経験も活かして頑張って、みたいな感じで、そういうふうに言ってもらえると、なおさら「よし、企業に行くぞ」と思いますよね。
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しお姉:そして3つ目の質問なんですけども、実際にCRCさんになられてから、「いいとこばっかり見ちゃってたな」みたいなお話もあったと思うんですけど、ぶっちゃけどうでした?
松木さん:CRCに転職してからの3か月間は、OJTという期間だったんですけど、ずっとマニュアルとか書類とかを見て、その合間に患者さんの対応があるんですけど、思った以上に、書類を読む、作る、というのが多くて、メインが、患者さんではなく医師の先生への対応、というのが、結構、自分的には想像できていなかった部分ですね。患者さんの対応をするんだ、ぐらいに思っていたので、その裏の書類の整備、「こういうふうに書いてください」という先生へのお願いがメインの仕事なんだな、というのが、大きく違ったなと思いますね。
しお姉:これ、ちょっとイメージでいいんですけど、看護師は、患者さん対応が8割9割、ドクターとか同僚とか薬剤師さんとかとのやり取りが1〜2割、みたいなざっくりしたイメージだとしたら、この比率は、CRCさんだとどれぐらいになると思っておいたほうがいいですか?
松木さん:担当する患者さんの量にもよると思うんですけど、それこそ初めの半年ぐらいは、患者さんが2割ぐらいで、5割ぐらいは先生側の対応で、残りの3割が、社内の事務処理とか、資料作成とかが入ってくる感じで、座ってずっと確認だったり作業、というのが多かったのがありますね。想像と違いました。元々、医療行為はできない、というのは知ってはいたんですけど、そうなると、病院にお願いする書類を作るんですよ。その作成と調整に、めちゃめちゃ時間がかかったなと思います。
しお姉:ぜひ「CRCが扱う書類の種類」とかで調べていただくと、わかると思うんですけど、かなりの種類というか、書類と呼ばれるものを管理したり、サインをお願いしたり、内容確認をお願いしますということがあるのかな、と、ふわりとした知識なんですけど、そんな感じですか?
松木さん:一応、社内のほうでも、テンプレートみたいなのが用意されていて、こういうときに使うリストなども用意されているんですけど、病院の書式もあるので、各医療機関で、会社のものを使っていいよというクリニックさんもあれば、大きい病院だと、やっぱり統一書式みたいなのが病院にあって、そこに合わせてください、というスタンスになるので、病院ルールの書類作成とか。あとは、患者さんに説明する文書が、すごい頻度で改訂されるんですよ。新しい情報が出たら、やっぱり患者さんに伝えないといけないので、製薬会社のほうから、新しい情報でこういうふうに変更がありました、というお知らせがあると、病院用の、患者さんに説明するほうにも反映しないといけないので、それを毎回毎回確認していました。
しお姉:依頼元である企業側が集めたデータの中に、「これは、これからの患者さんに同意を得ないと進められないよね」みたいな新しい情報があるから、同意する内容とか契約書を新しくする、というイメージだと思うんですけど、そこの文言がどんどん増えていく、という感じですか?
松木さん:そうですね。更新されたり、言い回しを少し変えたり、当初決まっていた検査項目から追加になったり、そういった軽微な変更というのが、数か月に1回ぐらいは必ずあったので、それを見直してチェックして、修正は製薬会社側の方がしてくださるんですけど、それが届いたら、患者さんに今度はまた説明をして、また同意を得る、というのを繰り返す感じです。
しお姉:すでにご同意いただいている患者さんも、これからの方も、両方。
松木さん:そうなんです。
しお姉:めっちゃ大変じゃないですか?
松木さん:そうなんですよ。(笑)
しお姉:ご入院されている方だったらまだしもですけど、外来の方とかって、次に来るのがまだ結構先になっちゃうと、難しいですね、管理が。
松木さん:そうなんですよ。その書類も、病院が位置づけている審査委員会に出して、承認されてからじゃないと、患者さんに書面では同意をいただけない、みたいな細かいルールがあるので、私もちょっと、新人のもう初めの初めぐらいに、同意を忘れていたりとか。書面同意の前に口頭同意があるんですけど、そういった細かいところが、治験は本当に細かく決まっていたので、決まり事が多いのがいい人もいると思うんですけど、私にとっては、すごく大変でしたね。
しお姉:何回もやり直したりということがあると、3歩進んで2歩下がる、じゃないですけど、そういう気持ちになっちゃいそうですね。
松木さん:そうですね。
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しお姉:そして4つ目の質問ですね。例えば、患者さんへの対応が減ったということを、気持ちが少し楽になったとおっしゃる方もいたりするし、いい面悪い面、それが自分にとってどうか、というよりも、いろんな特徴を知れた、というところなのかなと思うんですけども。CRCという職業に、というよりも、松木さんは、多分、CRCとして働く自分にモヤモヤし始めて、最初にHandLの無料進路相談をしていただいたのかなと思うんですけれども、このときは、何をはっきりさせたいなという感じでしたか?
松木さん:看護師と違った立場で医療機関に携わる仕事を選んだことに対しての後悔、というよりかは、「これが本当に私のしたかったことなんだっけ?」「これをあと40年、最後まで続けて、私は何になりたいんだっけ?」みたいな感じで、自分の中で、何を目指して転職したんだっけ、というところで、迷子になってしまって。やっぱり看護師のほうが向いてたのかなとか、CRCが私に向いてなかったのかとか、私が社会人としてよくなかったのか、みたいな、看護師も含めてですけど、自分自身が何をしたかったんだっけ、というところをはっきりさせたかった、というのが大きいですね。
しお姉:「どこに向かってるんでしたっけ?」みたいな感じになりますよね。
しお姉:5つ目の質問としては、とはいえ、HandLって、転職エージェントとは違って、すぐに「じゃあ求人をどうぞ」という感じでもないし、進路を考えるといえば、私もしましたけど、転職エージェントさんにまず相談しようというのが、イメージとして、スタンダードにインプットされているところがあると思うんですけど、そんな中で、なぜHandLを頼ろうと思っていただけたんですか?
松木さん:まずは、エージェントさんに登録したときに、すぐ求人を紹介されるというスピーディーな流れを、自分でわかっていたので、それをまたすると、また転職して短期離職を重ねて、自分の履歴書にも傷がつくじゃないですけど、本当に後悔しないかな、というところがあったのが1つ。もう1つは、自分自身のキャリアを考えるというのが、大学に進んで看護師になると決めてから、なかったので。看護師の資格を取るので看護大学に行ってからは、「とりあえず、じゃあ臨床で3年働いてみようか」みたいな、そういうレールがあるので、自分がこういう仕事をしたいから、こういう企業に、と考える時間も全くなかったので、今後の自分の人生を考えた上でも、やっぱりここで1回、棚卸しをしたいなと思っていたときに見つけたのが、HandLさんになります。
しお姉:じゃあ、もう求めているものは、求人のご紹介ではないですよ、というところだったんですね。そこで立ち止まれるのは、やっぱりさすがだなと思うんですけど、看護師さんの多くって、看護師になるんだと決めて、一心不乱にというか、特に迷いなく行って、困ってから困る、というパターンだなと思うんですよね。なので、やっぱり大枠、どうしたいのか、私はどこの方向に向かっているのかというのを、はっきりさせて、まだまだ働いていく時間は長いですから、「これでいい」じゃなくて「これがいい」を見つけるための作業って、すごく大事かなと思いますね。
しお姉:そして6つ目の質問なんですけれども、うちにお申し込みいただいて、始まったと思うんですけど、CRCとして転職されて、おそらく数か月ぐらいで、CRCとしてもまだわからないことが多いよ、みたいな状況の中で、うちのカリキュラムもあって、という、結構ね、過酷な日々だったかなと思うんですけど、そこはやってみてどうでしたか?
松木さん:自分の中で、モヤモヤが何なんだろうという不安もあったし、元々私、せっかちなので、HandLさんが、確か2か月ぐらいで終わるスパンだったんですけど、他のキャリアコーチングみたいなのが、半年とかだったんですよ。なので、半年かけてちょっとずつやるよりは、もうがっつり、ここで決めたほうが、私の中では時間サイクル的にもありがたかったな、というのがあって。大変ではあったんですけど、その都度、コーディネーターのときに感じたことも、タイムリーにHandLさんの受講の時間で「こういうことがあったんです」とお話しできたので、今の治験コーディネーターの仕事も振り返りつつ、看護師のときも振り返りつつ、これからのことも考えつつ、というのが同時にできたのは、あの時間でよかったなと思いますね。
しお姉:よかったです。嬉しい。
しお姉:そして7つ目の質問ですね。受講している中で、前半は特に、自分の軸みたいなところを言語化する、「じゃあ何が大事だったんだっけ」というところを、深掘りしていく時間になるんですけれども、やっていく中で、松木さんの軸って、どんなものが出てきたんでしたっけ?
松木さん:まず、初めから出てきて変わらなかったのは、安心して意見が言える、チームの方向性が一致していて、活発に意見が言い合える環境、というのが、一番大きい軸ですね。初めは、確か「材料がある」というところで挙げていたんですけど、お話ししていく中で、ちょっと方向性が違うんじゃないかな、みたいな感じで、0から作るというよりかは、単純な業務じゃないのか、という形で、業務というところが、ある程度ある仕事のほうが、やりがいを感じる、というのが出てきました。そして、その量に対して、短い時間軸で、私の中では、何年とかではなく、数日から数週間、もしくは当日中に終わるような時間軸で、結果が出ること、というのが上がりました。あとは、やっぱり対人で、直接人に関わって、主役が人であることに、自分が携わっていきたい、というのが出てきて。最後に、ちょっとおまけみたいな感じで、せっかく看護師として8年働いて、医療系で勤めていた経験もあるので、その医療の経験が少しでも活かせたらいいよね、というところで、5つ出てきたのが、自分の軸になりますね。
しお姉:今聞いても納得するというか、どうですか?ご自身で、久しぶりにこの話をしてみて。
松木さん:(笑)チームの方向性の一致と、直接人に関わる、人が主役、というところは、もう最後までそこだけは逃せません、という形で、今の会社にも、面接でもお伝えしたんですけれども、やっぱりそこで「うちもです」と言ってくれる面接じゃないと、話が自分の中でも盛り上がらなかったなと思ったりもするので、自分の軸も出せたし、その中でも「これは譲れない」というところが炙り出せたのは、すごく自分にとっても、迷わないための道しるべになったなと思って、感謝してます。
しお姉:何もせず「自分に合う仕事って何だろう」と探そうと思うと、全部違う気がするし、でも看護しか知らないし、みたいな感じになっちゃうと思うんですけど、ここまでしっかりと、自分の軸というところを、実際のエピソードも紐づけて、具体的に、また抽象的に、全て一貫した言語化ができると、会社を受けていく中でも、「ここは合うかも」とか、「思ってたよりこっちはちょっと合わないかも」というのが、結構やっぱりはっきりしてくるので、判断がしやすくなっていきますよね。
松木さん:私の中での軸はこうだけど、会社ではどうなのか、それが合っているのか、みたいな確認が、すごくしやすかったです。
しお姉:それをするための時間や場所というのが面接なので、本質的な面接ができてよかったなと、今伺っていて思います。皆さんも、まだこの辺があやふやだからこそ、「どうしよう、看護しか知らないよ」という感じになっていると思うんですけど、スムーズに言語化するというのは、正しい方法であれば、しっかりと言葉には出てきますので、安心して進めていただければな、なんて思います。
しお姉:8個目の質問として、軸がはっきりしただけだと、なかなか「どんな仕事が合うか」って、看護しか知らないな、となっちゃうと思うんですけど、HandLでは、職種の理解、職種研究だったり、企業研究も、カリキュラムでやっていくことになったかなと思うんですけど、この辺、いかがでしたか?
松木さん:実際やってみて、楽しかったな、というのが感想なのと、治験に転職する前にこれができていたら、「自分が思っていたキャリアチェンジと違うな」って、あのとき気づけたなあ、と思ったりもしましたね。
しお姉:これ、私もそうで、1つの職種って、看護師もそうですけど、絶対いいところだけとか、絶対最悪な面だけ、というわけではやっぱりないし、誰かにとってはこのいいところはちょっと微妙かもしれないし、なかなか難しいですよね。一旦、全部机の上に、この職種の良し悪しを出して、私の軸に対して、これはいいのか悪いのか、というのを整理していけると、だんだん「こっちよりもこっちかな」みたいなのが見えてくる、という感じですよね。
松木さん:特に私の場合は、よく見ようとする傾向があったので、「ちょっと自分に合わないかもな」とか「大変かな」みたいなところを考える時間になった、というのが、結構私の中では大きかったですね。(笑)
しお姉:この企業研究とか職種研究って、せっかく調べたから「この職種はいいはずだ」と、サンクコストみたいなものが出てきちゃうかなと思うんですけど、やっぱり冷静に見る力が養えたかな、というのは、すごく私も感じました。
しお姉:そして、9つ目ですね。HandLもですね、100%内定を保証するとか、いいところにご縁をつくって差し上げる、ということを100%お約束できるわけではないので、本当にどうなっちゃうんだろうという不安は拭えないままの、お申し込みだったり、事前相談だったのかなと思うんですけど、それでも選んでよかったなというところは、どんなところがありますか?
松木さん:しお姉さんもなんですけど、ジャスミンさんも、企業を経験されていて、看護師の経験もある方であったりとか、卒業生の方とも直接話をさせていただく時間があったので、リアル感というか、看護師の話もわかってくれるし、企業とか、看護師とはまた違う仕事、キャリアを選びたいという気持ちも共有できるところで、いろいろ相談できたり、事前確認をしながら進められた、というのが、やっぱり今、転職をして「ちょっとこれ想像してたのと違ってきついな」とかというのがない現在に至っていると思うので、すごくそこがありがたかったなと思いますね。
しお姉:周りの人に、あんまり企業に行った人というのがいないので、うちも実は卒業生がたくさんいて、「絶対企業に行ったらいいよ」とか、断定的なことは私たちは言わないし、「こういうことやっちゃったんだよね」とか、自分たちの失敗なんかもお伝えしますし、卒業生にご協力いただいて、実際「この会社はどうだったか」などを語っていただくと、なかなか自分だけの知り合いの中では聞けないリアルな話が聞けますし、それこそ、いいところだけじゃなくて、「やっぱりここは大変そうなんだ、でもいいところが取れるなら、ここは飲み込めそうかも」みたいな感じで、受講のある程度のカリキュラムをこなしていただいた上で、卒業生の話を聞くと、結構ね、いいですよね。
松木さん:やっぱり、いいところだけじゃない、というところを、ちゃんと頭に取り込めたのは、自分の中ですごく大きな収穫ですね。
しお姉:そして10個目、最後の質問になるんですけど、結局トータルで転職活動はどれぐらいかかったのかな、というところと、全てを通して、今回、人材系の営業職にご内定されたというところなんですけど、松木さんとしてはどうでしたか?
松木さん:まず、トータルでかかったのは、2か月、自分の言語化や研究などをして、年末ぐらいから転職活動を始めたと思うので、半年以上はかかりましたね。内定をいただくまで、9か月ぐらいかかりました。一度、冬のときに転職活動を始めたんですけど、現職の治験コーディネーターの仕事との重なりもあって、一旦ちょっと休むという判断をして、2か月、3か月ぐらい休んで、また秋入社に向けて、という形でしたので、トータルそれぐらいかかったんですけど、これから、もう40年、50年、いつまで働くのかわからないこの時代で、それでできた、というのは、それを考えると短かったのかな、というふうに思うところがあります。
松木さん:で、人材の営業職に転職したんですけど、人材系で絞って転職活動をして、実際、やっぱり人材系の方って、すごく話がお上手というか、結構、対話で紐づけて聞いてくださったり、逆に開示して「うちはこういう感じなんです」という形の、面接というより面談というか、言葉のキャッチボール形の面接を組んでいただいたりとか。今も、入社して、やっぱりミーティングがすごく多くて、打ち合わせとかが多かったので、そういうところで、自分が一番大事にしたかった、意見が言いやすいだったり、そういう方向性が一致できる環境というのは、今の会社で、すごく叶えられているなと思います。
しお姉:そこ、本当に大事ですよね。途中でお休み期間があったりというところで、そこらへんもリアルだなと思うんですよ。スッスッと行く方ばっかりじゃないし。でも、最後まで一緒に頑張れて、本当に、あの期間は達成感があったなと、私も覚えてます。
しお姉:10個の質問にお答えいただけたので、本当にありがとうございました。転職を悩んでいる方とか、それこそ、まだ決めきれていないけれど進路に迷っている方って、たくさんいらっしゃるし、このビデオをご覧になっているかなと思うので、最後に、松木さんからメッセージをお願いいたします。
松木さん:看護師って、資格を取ったら、自分のキャリアについて考えるというよりかは、「看護師として働ける場所ってどこだろう」みたいな感じで、看護師としての自分を軸に、結構考えちゃったりすると思うんですけど、看護師じゃない自分としての生き方ってどうなんだろうなとか、どういうことをしているのが自分らしいのかな、というのを考える時間というのが、楽しいなと、私はすごく思ったので。もし、モヤモヤだったりを抱えている方がいらっしゃったら、ぜひ相談していただきたいですし、本当に感謝しかないぐらいに支えてもらったので、そういう人のきっかけに、この動画がなればいいなと思います。
しお姉:ありがとうございます。今日は、10個の質問に、すごく深くお答えいただいて、ありがとうございました。
松木さん:ありがとうございます。
しお姉:営業職のお仕事について伺うビデオも、皆さん、ぜひ概要欄からご覧いただけたらと思います。あとは、質問がもしあればコメント欄にお書きいただけたら嬉しく思います。今日は本当にありがとうございました。
松木さん:ありがとうございました。
しお姉:では、また別のビデオで。
松木さんのお話を聞いていて感じたのは、夜勤がない、年収がある、といった「条件」だけで進路を選ぶと、また迷子になりやすいということ。
そして、CRCへの転職は、決して「失敗」ではなかったということです。その経験があったからこそ、自分に合う環境の条件がくっきりし、「意見が言える」「人が主役」という軸を、自分の言葉で語れるようになりました。
もし今、
転職したい気持ちはあるけれど、「何がしたいのか」がはっきりしない
すでに企業に転職したけれど、何か違う気がしている
エージェントに相談する前に、一度立ち止まって整理したい
そんなモヤモヤがあるなら、まずは「私はどうなりたい?」を言葉にするところから始めてみませんか。
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人材営業に転職して約1か月。ノルマのこと、看護師との共通点、想像と違ったことなど、入社後のリアルな声は後編でお話しいただいています。
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動画では、記事では伝わりきらない松木さんの表情や、しお姉との会話のテンポも、そのままご覧いただけます。
▶︎ YouTube:【前編】看護師からCRCに転職したけどイメージと違った?卒業生の松木さんにインタビュー!
▶︎ 後編の動画:【後編】看護師から人材業界の営業職に転職してみて、実際どう?
HandLでは、看護師をはじめとする医療従事者の方が、「自分はどうしたいのか?」を言葉にして、納得できる進路を選ぶためのサポートをしています。
「看護師を辞めたいわけじゃないけど、このままでいいのかわからない」
「一般企業も気になるけど、自分に何ができるかわからない」
「そもそも、自分が何をしたいのかわからない」
そんな方も、まずは自分の頭と心を整理するところから。
「私は人生をこうする!」と、自分の言葉で言える未来を一緒につくっていきましょう。
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