shochaso
あなたの出したUIは"30点です" AIに点数を突きつけると何が起きるか
2026年04月04日
要約を生成中...
AIにコードを書いてもらう。動く。一応動く。
エラーが出れば「直して」と言える。ちょっとだけ変えて「改善しました」と返してくる。何がどう改善されたのかもわからない。「大丈夫?」と聞けば「はい、問題ありません」で終わる。
動いてはいる。そのまま「まあいいか」で進めて、後から404エラーや他のページに未接続、みたいな起きることが何度もあります。
結局たどり着いたのは、「改善して」じゃなくて、プロンプト自体を変えるということでした。同じAIに同じコードを見せていても、聞き方ひとつで返ってくるものが全然違う。
以下、自分が実際に毎日使っている3つの聞き方です。
① 「今は30点です。100点に近づけるには?」
こっちが「30点」と言い切ると、AIは「70点分の差を埋めなきゃ」と動いてくれる。「良くして」だと5点分くらいしか変わらないのに、点数を突きつけるだけでAIの本気度が変わります。
これを何周もやります。
1回目:「30点です。100点に近づけるには?」→ 大幅に変わる
2回目:「60点まできた。あと何が足りない?」→ もう一段上がる
3回目:「85点。残りの詰めをお願い」→ 仕上がる
② 「隠してることない?」
「今の実装で、あえて言わなかった問題点や妥協した箇所を全部出して」
AIって、聞かれなければ黙ってることが結構あります。「問題ありません」と言ってたのに、これを聞くと「実は○○が未 対応です」とか出てくる。最初から言ってよ・・・と毎回思います笑
③ 「ベストプラクティスを教えて」
「この実装のベストプラクティスを教えて」
これが地味に強い。最近一番使います。AIは「動くコード」を出してくるけど、それが「良いコード」かは別の話で。ベストプラクティスを聞くと、業界の定番パターンや自分が知らなかった設計の定石を教えてくれます。コードが読めなくても「ベストプラクティスに沿ってるか?」という基準で品質を判断できるようになりました。
この3つのプロンプトで、AIの出力はかなり引き上げられるようになりました。
でもこれは「作った後に直す」話。毎回ブラッシュアップを繰り返すのは、プロジェクトが増えるほどキツくなる。
そもそも、最初からできる限り品質の良いものが出てくれば、ブラッシュアップの回数は減る。
「AIに聞く前の段階で、品質を底上げする方法はないか」
そこから日々構築しているのが、ハーネスという仕組みです。AIの作業手順をSkillsとして部品化し、それを実行するエージェントを束ねて、品質を管理する全体の枠組み。次回はその話を書きます。
要約
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