コンテンツ販売プラットフォームの手数料は、Udemyやストアカなどのマーケットプレイス型で10〜63%、note・Brainなどのブログ型で12〜20%、vibely・UTAGEなどの自社運営型なら月額費用+決済手数料3.6%前後が相場です。
SNSやブログで自分の読者を持っている人ほど自社運営型が有利で、同じ売上でも手取りが年間数十万円単位で変わります。
最終更新:2026-08-22
この記事を書いている僕は、オンライン講座プラットフォーム「vibely」を開発しながら、自分でもプログラミングスクール(ShiftB)を運営しています。
つまり、これから紹介する比較対象の1つを作っている当事者です。
だからこそ、UdemyやnoteやUTAGEが優れている場面は優れていると正直に書くことを最初にお約束します。
実際、僕自身もShiftBを始める前にUdemyやnoteでの販売を本気で検討したので、それぞれの良し悪しは体感として知っているつもりです。
この記事では、主要10サービスの手数料を2026年8月時点の公式情報で横並びに比較し、「手数料の数字だけでは見えない本当の違い」まで掘り下げます。
そして、記事を読む前にまず結論を体感してもらうために、あなたの条件を入力するだけで各プラットフォームの手取り額が一目でわかるシミュレーターを用意しました。
まずは計算してみよう:スクール収益シミュレーター
販売形態(買い切り/月額サブスク)・価格・人数・集客方法の4つを動かすと、主要プラットフォームの月間手取り額がリアルタイムで並び替わります。
「Udemyに集客を任せた場合」と「SNSで自分で集客した場合」の切り替えが一番のポイントなので、ぜひ両方試してみてください。
シミュレーターの数字がどこから来ているのか、ここから根拠を1つずつ解説していきます。
コンテンツ販売プラットフォームとは?3つのタイプの違い
オンライン講座や有料コンテンツを販売できるサービスは数多くありますが、手数料の構造で見ると大きく3つのタイプに分かれます。
矢野経済研究所の調査では、2026年度の国内eラーニング市場は3,978億円、うち個人向け(BtoC)市場は2,640億円と予測されており(出典:矢野経済研究所「2026 eラーニング/デジタル教育ビジネスレポート」)、この大きな市場を3タイプのプラットフォームが分け合っている構図です。
マーケットプレイス型:集客力と引き換えに高い手数料
Udemyやストアカに代表される、プラットフォーム自体がお客さんを連れてきてくれるタイプです。
Amazonに商品を置くイメージに近く、自分に知名度がなくても売れる可能性がある代わりに、売上の30〜63%という大きな手数料を支払います。
「集客の外注費」と考えると妥当な水準ですが、後述するように価格決定権や顧客リストまで手放すことになる点は見落とされがちです。
ブログ型:手軽さ重視の10〜20%
note・Brain・Tipsのように、記事やテキストコンテンツに課金する文化から生まれたタイプです。
手数料は12〜20%程度とマーケットプレイス型より軽く、無料で今日から始められる手軽さが魅力です。
一方で、動画講座・課題添削・会員管理といった「スクール運営」のための機能はほぼないため、コンテンツが増えてくると手狭になります。
自社運営型:月額費用+決済手数料のみ
vibely・UTAGE・Teachableのように、自分のスクールサイトを持つタイプです。
販売手数料が0%または数%に抑えられ、コストの中心は月額費用と決済手数料(Stripeの場合3.6%)になります。
売上が伸びるほど手数料の差が効いてくるので、「集客を自分でできる人」「月商10万円を超えてきた人」にとっては最も手取りが多くなる構造です。
| タイプ | 代表サービス | 手数料の目安 | 向いている人 |
| マーケットプレイス型 | Udemy・ストアカ | 売上の10〜63% | 知名度ゼロから最初の1本を売りたい人 |
| ブログ型 | note・Brain・Tips | 売上の12〜20% | テキスト中心・単発コンテンツの人 |
| 自社運営型 | vibely・UTAGE・Teachable | 月額0〜21,670円+決済3.6%前後 | 自分で集客できる人・スクール化したい人 |
💡 僕がShiftBを始めるとき、最初に検討したのはUdemyでした。集客をプラットフォームに任せられるのは本当に魅力です。ただ「受講生が誰なのか分からない(メールアドレスすら手に入らない)」ことが決定打になって自社運営型を選びました。スクールは売って終わりではなく、売ってからが本番だからです。
主要10サービスの手数料比較表【2026年8月時点】
各サービスの公式サイト・公式ヘルプに掲載されている情報を、同じ条件で並べたのが次の表です。
| サービス | タイプ | 月額費用 | 販売手数料 | 決済手数料 |
| Udemy | マーケットプレイス型 | ¥0 | Udemy集客経由63%/自己集客(紹介クーポン)3% | 手数料に込み |
| ストアカ | マーケットプレイス型 | ¥0 | 送客30%(オンライン講座)/自己集客・リピート10% | 手数料に込み |
| note | ブログ型 | ¥0 | 利用料10%(定期購読マガジンは20%) | クレカ5%/携帯キャリア15%+振込270円 |
| Brain | ブログ型 | ¥0 | 12% | 手数料に込み |
| Tips | ブログ型 | ¥0 | 約14% | 手数料に込み |
| MOSH | 販売特化型 | ¥0(フリープラン) | クレカ6.5%+99円/件、銀行振込3.0%+99円/件 | 手数料に込み |
| Teachable | 海外LMS | $39〜(Starter) | Starterのみ7.5%、Builder($89)以上0% | 2.9%+$0.30 |
| Thinkific | 海外LMS | $49〜 | 0%(全プラン) | 決済会社に準ずる |
| UTAGE | オールインワン型 | 税込21,670円 | 0% | 連携先決済代行に3.5〜5.5% |
| vibely | コミュニティ型LMS | ¥0〜24,800円 | Free5%/Beginner2%/Basic・Pro0% | Stripe3.6% |
出典:Udemy公式ヘルプ「講師への支払い」 / ストアカ公式ヘルプ「手数料・利用料」 / note公式ヘルプセンター / MOSH公式「料金プラン」 / Teachable公式Pricing / UTAGE公式サイト / Stripe公式「料金」
買い切り販売で比較するとどうなる?
買い切り販売では、集客を自分でできるかどうかが最大の分岐点です。
Udemyは自分の紹介クーポン経由なら取り分97%と最高水準ですが、Udemy内の検索やレコメンドから売れた場合の取り分は37%まで下がります。
ストアカも同じ構造で、自己集客なら10%、ストアカからの送客だと30%です。
つまりマーケットプレイス型は「集客してもらった分だけ払う」成果報酬型だと理解するのが正確です。
月額サブスク・継続課金で比較するとどうなる?
月額制のコミュニティや継続講座を作りたい場合、そもそもUdemy・ストアカ・Brainは継続課金に対応していません。
選択肢はnoteのメンバーシップ(利用料10%+決済5%)、MOSH(6.5%+99円)、そして自社運営型に絞られます。
継続課金は売上が積み上がっていくモデルなので、手数料率の差が買い切り以上に大きく響きます。
月商25万円なら、手数料14.5%のnoteと自社運営型の差は毎月2万円前後、年間で20万円を超えます。
決済手数料3.6%は「どこでも必ずかかっている」
比較表を見るときに1つ注意してほしいのが、決済手数料の見せ方です。
クレジットカード決済には、どのプラットフォームを使っても決済代行会社(Stripe・GMOなど)への手数料が必ず発生しています。
Udemy・ストアカ・Brain・MOSHは決済コストを販売手数料に「込み」で表示し、note・vibely・UTAGEは「別建て」で表示しているため、表面の数字だけを並べると比較を誤ります。
たとえばvibelyのBasicプランは「手数料0%」ですが、Stripeの決済手数料3.6%は発生するので、実質コストは月額14,800円+売上の3.6%です。
逆に言えば、Brainの12%やMOSHの6.5%のうち約3〜4%分は決済の原価であり、プラットフォームの取り分はその差額ということになります。
「決済の原価3.6%にどれだけ上乗せされているか」という見方をすると、各サービスの取り分が正確に見えてきます。
見落としがちな「隠れコスト」3つ
手数料率の比較だけでは見えないコストが3つあります。
- 振込手数料:noteは売上の振込ごとに270円かかります。少額を毎月引き出すスタイルだと地味に効きます。
- 決済手段による手数料差:noteの携帯キャリア決済は手数料15%と、クレカの3倍です。読者層によっては実効手数料が想定より上がります。
- 為替:TeachableやThinkificはドル建て課金なので、円安が進むと月額費用が実質値上げになります。$39は1ドル150円なら5,850円ですが、160円なら6,240円です。
手取り額はどれくらい変わる?3つのケーススタディ
冒頭のシミュレーターと同じ計算式で、典型的な3つのケースを比べてみます。
ケース1:副業で買い切り講座(9,800円×月10本)
月商98,000円の副業クリエイターの場合、自己集客なら手取りはUdemy(紹介クーポン経由)が約95,060円でトップ、MOSHが約90,640円、vibely(Freeプラン)が約89,572円と続きます。
この規模では月額費用のかかるUTAGE(手取り約71,430円)やTeachable(約81,508円)は不利で、月額無料のサービスが有利です。
逆に集客をプラットフォームに任せると、Udemyの手取りは約36,260円まで落ちます。
同じ講座・同じ売上でも、集客経路だけで手取りが約59,000円変わるということです。
ケース2:月額コミュニティ(5,000円×50人)
月商250,000円の継続課金モデルでは、vibely(Beginnerプラン)が約231,020円、MOSHが約228,800円、Teachable(Starter)が約215,900円、UTAGEが約215,830円、note(メンバーシップ)が約213,750円です。
最上位と最下位の差は月17,270円、年間では207,240円になります。
会員数がこの倍になれば、差もほぼ倍になります。
さらに継続課金では、この差が毎月自動的に発生し続けることが重要です。
買い切りなら「今月は手数料が高かった」で済みますが、サブスクの手数料差は解約されない限り永続するコストなので、開始前のプラットフォーム選びが買い切り以上に効きます。
あなたの想定会員数での差額は、冒頭のシミュレーターを「月額サブスク」に切り替えて確認してみてください。
ケース3:本格スクール(98,000円×月10人)
高単価スクールになると、そもそも売れる場所が限られます。
Udemyで設定できる定価は最大24,000円(講師クーポン経由でも27,800円)、noteの有料記事も通常会員は50,000円が上限のため、98,000円の講座はそもそも販売できません。
| プラットフォーム | 月間手取り額 | コストの内訳 |
| vibely(Basicプラン) | 約929,920円 | 月額14,800円+決済3.6% |
| MOSH | 約915,310円 | 6.5%+99円×10件 |
| UTAGE | 約909,330円 | 月額21,670円+決済5%(3.5〜5.5%の中間値) |
| ストアカ(自己集客) | 約882,000円 | 手数料10% |
| Teachable(Starter) | 約871,780円 | 月額$39+7.5%+決済2.9%+$0.30 |
| Udemy / note | 販売不可 | 価格上限(27,800円/50,000円)を超えるため |
月商98万円クラスでは、手数料率の低い自社運営型が明確に有利になり、月額費用の差(vibely Basic14,800円 vs UTAGE21,670円)はほぼ誤差になります。
この規模で見るべきは手数料よりも、次の章で扱う「手数料以外の違い」です。
なぜ手数料だけで選ぶと失敗するのか?
ここまで手数料を細かく比較してきましたが、実は僕は「手数料の安さでプラットフォームを選ぶべきではない」と考えています。
理由は3つあります。
理由1:顧客リストが手に入らない
Udemyで講座が1,000本売れても、購入者のメールアドレスは1件も手に入りません。
受講生に新しい講座を案内することも、個別にサポートを深めることもできず、次の販売もまたプラットフォームの集客頼みになります。
自社運営型なら受講生の連絡先・学習状況・購入履歴がすべて自分の資産になるので、2本目以降の講座は広告費ゼロで案内できます。
手数料63%の本当の意味は「売上の63%」ではなく「顧客資産の100%」だと僕は思っています。
理由2:価格決定権を失う
Udemyには大規模なセールの仕組みがあり、定価24,000円の講座が1,800円前後で販売されることが日常的にあります。
もちろんセールだから売れるという面はありますが、「自分の講座の価値を自分で決められない」状態になることは理解しておくべきです。
1,800円で売れた場合、Udemy集客経由なら講師の手元に残るのは600円台です。
💡 ShiftBでは、講座価格を受講生サポートの品質から逆算して決めています。これができるのは価格決定権が自分にあるからです。もしUdemyでセール価格に慣れた受講生層を相手にしていたら、課題レビューや1on1のような手厚いサポートは提供できなかったと思います。
理由3:コンテンツと実績が資産として貯まらない
プラットフォームの中で完結する販売は、検索エンジンから見ると「あなたのサイト」ではなく「プラットフォームのページ」です。
どれだけレビューが貯まっても、それはUdemyやnoteのドメインの資産になります。
自社運営型なら、講座ページも受講生の学習記録も自分のドメインに蓄積され、検索経由の集客が年々強くなっていきます。
💡 ShiftBでは受講生が学習ブログを書ける仕組みにしていて、受講生の記事が「React スクール」というキーワードでGoogle検索25位から1位まで上がりました。vibelyを使っているNOT DESIGN SCHOOLでも、受講生の制作実績や記事が検索に載ることで相談会の申し込みが3倍になっています。手数料の差は毎月のコストですが、コンテンツ資産は複利で効いてきます。
目的別の選び方|あなたはどのタイプ?
ここまでの内容を、目的別に整理します。
| あなたの状況 | おすすめ | 理由 |
| 知名度ゼロ・まず1本売って感触を掴みたい | Udemy・ストアカ | 集客をプラットフォームに任せられる。手数料は授業料と割り切る |
| テキスト中心の単発コンテンツを売りたい | note・Brain | 今日から無料で始められて手数料12〜14.5%。ただし価格上限と機能に注意 |
| SNSやブログに読者がいて、単発サービスを売りたい | MOSH・vibely | 月額無料で始められて手数料1桁%。予約系はMOSH、講座系はvibely |
| 広告を回して販売ファネルを組みたい | UTAGE | LP・ステップ配信・自動ウェビナーまで一体。詳細はUTAGEとvibelyの徹底比較へ |
| 講座+コミュニティのスクールを育てたい | vibely | 受講生の学習記録が公開されて次の集客につながる。手数料も0〜5%+決済3.6% |
| 英語圏向けに販売したい | Teachable・Thinkific | 海外決済・英語UIに強い。日本語サポートはない点に注意 |
これから0→1を作る人へ
最初の1本は、正直どこで売っても構いません。
大事なのは「売れるかどうかを最小コストで検証すること」なので、note・Brainのようなブログ型か、Udemyのようなマーケットプレイス型で反応を見るのは合理的です。
ただし、その時点から購入者との接点(SNSのフォロー・公式LINEなど)を自分側に貯める意識だけは持っておいてください。
売上が月10万円を超えてきた人へ
月商10万円を超えたあたりから、ブログ型・マーケットプレイス型の手数料は月1〜3万円のコストになってきます。
このタイミングが自社運営型への移行の検討時期です。
移行を判断するときは、次の3点を順番に確認してください。
- 直近3ヶ月の販売のうち、自己集客(SNS・ブログ・紹介)経由が半分を超えているか:超えているなら、プラットフォームの集客力にはもう依存していません。
- 月間の手数料額が、自社運営型の月額費用を超えているか:たとえば手数料が月8,000円を超えているなら、vibelyのBeginnerプラン(4,980円+手数料2%)に移すだけで手取りが増えます。
- 2本目以降の商品や継続課金の構想があるか:あるなら顧客リストを持てる環境に早く移るほど、次の販売が楽になります。
既存コンテンツの引っ越し手順は教材サイトの引っ越し完全ガイドに詳しくまとめています。
スクール・コミュニティ化したい人へ
買い切り販売から月額制スクールへの転換は、収益の安定性が大きく変わる一方で、「受講生が学び続けてくれる仕組み」がないと退会が続きます。
vibelyは講座配信だけでなく、受講生が学びの記録をブログとして公開し、仲間の反応が返ってくる仕組みを中心に設計しています。
学ぶ→記録する→反応が返る→また学ぶ、という循環が続くほど、その記録がスクールの集客資産としても積み上がっていきます。
AI連携で選ぶという新しい基準
2026年のプラットフォーム選びには、手数料と並ぶ新しい基準が生まれています。
AIエージェントから操作できるかどうか、です。
MCP対応のプラットフォームはまだ少ない
MCP(Model Context Protocol)は、ClaudeやChatGPTのようなAIがツールを直接操作するための標準規格です。
国内のコンテンツ販売プラットフォームでMCPに対応しているのは、vibely(2026年3月〜)とUTAGE(2026年4月〜)くらいで、世界的に見てもまだ珍しい段階です。
対応していると何が変わるかというと、講座の作成・受講生管理・ブログ執筆・LINE配信までをAIとの会話だけで進められるようになります。
具体的な活用例はvibely MCPの活用事例15選にまとめています。
運営コストは手数料だけではない
プラットフォーム比較では手数料ばかりが注目されますが、実際のスクール運営で最も大きいコストは運営者の時間です。
教材更新・受講生対応・告知文の作成といった作業をAIに任せられるかどうかで、月に数十時間の差がつきます。
手数料が月1万円安くても、運営に月30時間余計にかかるなら、時給換算では明らかに損です。
これからプラットフォームを選ぶなら、「AIと一緒に運営できるか」は手数料と同じ重みで比較することをおすすめします。
よくある質問
Q1. 結局、手数料が一番安いのはどこですか?
販売手数料の率だけならUdemyの自己集客(3%)が最安、次いでvibelyのBasic・Proプラン(0%+決済3.6%)やThinkific(0%+決済)です。
ただし月額費用を含めた実質コストは売上規模で逆転するので、冒頭のシミュレーターであなたの条件を入れて確かめるのが確実です。
月商10万円未満なら月額無料のサービス、月商10万円以上なら自社運営型が有利になる傾向があります。
Q2. noteとBrainはどちらがいいですか?
手数料はBrain(12%)がnote(実質14.5%)よりわずかに安く、紹介(アフィリエイト)機能で拡散を狙えるのもBrainの特徴です。
一方、noteは読者数とドメインの信頼性が圧倒的で、無料記事からの導線を作りやすい強みがあります。
拡散狙いならBrain、コツコツ読者を育てるならnote、というのが実際に両方を見てきた僕の感覚です。
Q3. Udemyの手数料63%は高すぎませんか?
「集客の成果報酬」と考えれば、一概に高いとは言えません。
Udemyは世界7,000万人以上の学習者を抱えるマーケットプレイスで、あなたの代わりに広告費を使って受講生を連れてきてくれます。
問題は手数料そのものより、顧客リストが手に入らないことと価格決定権がないことです。
「Udemyで認知を取り、自社スクールで深いサポートを売る」という併用戦略も現実的な選択肢です。
Q4. 無料で始められるのはどのサービスですか?
Udemy・ストアカ・note・Brain・Tips・MOSHは初期費用も月額も無料(売れたときだけ手数料)です。
自社運営型では、vibelyが期限なしの無料プラン(受講生15人・手数料5%+決済3.6%)を提供しています。
TeachableとThinkificに無料プランはなく(Teachableは7日間トライアル)、UTAGEは14日間の無料トライアル後に月額21,670円です。
Q5. 途中で他のプラットフォームに移行できますか?
できます。実際、Udemyやnoteで実績を作ってから自社運営型に移るのは王道パターンです。
ただし動画の再アップロード・受講生への案内・決済の切り替えなど、それなりの作業量になるため、移行を見据えるなら早めの判断が楽です。
具体的な手順は教材サイトの引っ越し完全ガイドで、UTAGE・オンクラス・WordPress等からの移行方法を解説しています。
Q6. 手数料以外にかかるお金はありますか?
見落としやすいのは、決済手数料(Stripeなら3.6%)・振込手数料(noteは270円/回)・為替(ドル建てサービス)・外部ツール代(メール配信やLINE配信を別途契約する場合)の4つです。
特にオールインワンを謳わないサービスでは、配信ツールや予約ツールを足していくと月1〜2万円になることもあるので、「全部でいくらか」で比較してください。
Q7. 複数のプラットフォームを併用してもいいですか?
問題ありませんし、むしろフェーズによっては合理的です。
よくある組み合わせは「noteで無料・低価格コンテンツを配って認知を取り、本命の講座は自社スクールで売る」「Udemyで入門講座を安く広く売り、続きの実践講座を自社で売る」の2つです。
注意点は、価格帯の整合性(Udemyのセール価格と自社講座の価格が近いと共食いする)と、導線を必ず自社側に向けておくことです。
各プラットフォームの規約で外部誘導が制限されている場合があるので、プロフィールやレビュー返信など許可された範囲で接点を作ってください。
まとめ:手数料は「今のコスト」、プラットフォームは「未来の資産」で選ぶ
最後に、この記事の要点をまとめます。
- 手数料はマーケットプレイス型(10〜63%)>ブログ型(12〜20%)>自社運営型(月額+決済3.6%前後)の順に安くなる
- 分岐点は「自分で集客できるか」と「月商10万円」。超えたら自社運営型が有利
- 継続課金に対応しているのはnote・MOSH・自社運営型のみ。高単価講座は価格上限で売れる場所が絞られる
- 手数料より大事なのは、顧客リスト・価格決定権・コンテンツ資産が自分に残るかどうか
- 2026年以降は「AIと一緒に運営できるか(MCP対応)」も比較基準になる
vibelyは、受講生15人までずっと無料で使えるので、「まず自分のスクールの形を作ってみる」段階から気軽に試せます。
冒頭のシミュレーターで手取りの違いを確かめたら、次はあなたの講座で実際に計算してみてください。