Teachableの代替を日本で選ぶときの基準は、日本語で運営できるか、月額が円建てか、受講生の学びを外に出せるかの3つです。
講座とコミュニティを日本語・円建てで回したいならvibely、販売ファネルまで1つで組みたいならUTAGE、受講生5人以下で試すならオンクラスが候補になります。
一方で、英語の管理画面に抵抗がなく、買い切り講座を大きく売っているなら、Teachableを使い続けるのが最も安い場面もあります。
最終更新:2026-10-20
この記事を書いているのは、オンラインスクール運営システム(LMS)のvibelyを開発しながら、自分でもプログラミングスクールShiftBを運営している人間です。
代替候補の1つを作っている当事者なので、Teachableが優れている点は優れていると書き、vibelyが金額で負ける条件も計算して載せます。
この記事で分かることは3つです。
- Teachableの料金と手数料が、日本のスクールに対して2026年10月時点で実際にいくらかかるか
- 日本語・円建てで運営できる代替サービス6つの違いと、困りごと別の選び方
- Teachableから移るときに、何が書き出せて、何が作り直しで、何が移せないか
UTAGEからの乗り換えを考えている場合はUTAGEとvibelyの比較記事を、手数料を10サービスで横に並べたい場合はコンテンツ販売プラットフォームの比較記事を読んでください。
この記事はTeachableを使っている人、またはTeachableを検討していて日本向けの選択肢を探している人に絞って書いています。
結論:Teachableの代替は「何に困っているか」で決まる
困りごと別の早見表
「Teachable 代替」で探している人の困りごとは、相談を受けているとだいたい4つに分かれます。
困りごとごとに、最初に見るべき候補を並べました。
| いま困っていること | 最初に見る候補 | 理由 |
|---|---|---|
| 管理画面とサポートが英語でつらい | vibely / オンクラス / UTAGE / MOSH | いずれも国産で、管理画面・マニュアル・問い合わせ窓口が日本語 |
| 月額がドル建てで、円安のたびに固定費が上がる | vibely / オンクラス / UTAGE / MOSH | 月額が円建て。vibelyとMOSHは月額0円のプランがある |
| 受講生が続かない、紹介が生まれない | vibely | 受講生がブログと制作実績を書いて一般公開でき、仲間からの反応が返ってくる |
| LP・メールのステップ配信・自動ウェビナーまで1つで組みたい | UTAGE | 販売導線の自動化に特化した国産のオールインワンツール |
| 単発レッスンや予約販売が中心 | MOSH | 月額0円から始められ、予約とサービス販売に強い |
| 英語は平気で、海外の受講生にも売りたい | Teachableのまま / Thinkific / Kajabi | 多通貨・海外の税処理・英語圏の情報量はこちらが有利 |

Teachableを使い続けたほうがいい人
英語の管理画面とサポートで困っていない人、海外の受講生にも販売していて多通貨決済や海外の税処理を任せたい人、買い切り講座を月商100万円以上売っている人、独自ドメインのURLを変えたくない人です。
この条件に当てはまるなら、乗り換えで得られるものより失うもののほうが大きくなります。
特に3つ目は、後半の料金の計算でTeachable Builderのほうが安くなることを数字で示しています。
代替を探したほうがいい人
日本語だけで運営を完結させたい人、売上が立つ前のドル建ての固定費を下げたい人、受講生の学びと作品を外に見せて次の受講生につなげたい人、課題レビューや受講生同士の交流など入会後の体験を厚くしたい人です。
このどれかが一番の悩みなら、この記事の残りが役に立ちます。
Teachableとは?2026年10月時点の料金と日本での使い勝手
Teachableは、米国のTeachable, Inc.が提供するオンライン講座の作成・販売プラットフォームです。
動画講座、デジタル商品、メンバーシップ、コーチングを1つのスクールサイトで販売でき、公式料金ページでは「15万以上のクリエイター・専門家・企業が利用している」と案内しています。
料金:4プランすべてドル建て、無料プランはない
Teachableは2025年6月にプラン体系を刷新し、現在はStarter・Builder・Growth・Customの4段階です。
無料プランはなく、7日間の無料トライアルと30日間の返金保証が付きます。
2026年10月20日時点の公式料金ページを、同日に確認した数字で並べます。
円換算は2026年10月19日の三菱UFJリサーチ&コンサルティング公表レート(TTS 158.95円・TTB 156.95円の中値)の1ドル157.95円で計算しています。
| プラン | 月払い | 年払い(月あたり) | 販売手数料 | 商品数 | 管理者 | 独自ドメイン |
|---|---|---|---|---|---|---|
| Starter | $39(約6,160円) | $29(約4,581円) | 7.5% | 5 | 1人 | × |
| Builder | $89(約14,058円) | $69(約10,899円) | 0% | 10 | 1人 | ○ |
| Growth | $189(約29,853円) | $139(約21,955円) | 0% | 50 | 5人 | ○ |
| Custom | 要問い合わせ | 要問い合わせ | 0% | 要相談 | 要相談 | ○ |
Teachableの決済(Teachable Payments)で売った受講生の人数は全プラン無制限で、動画の保存容量は最大1TBです。
メールマーケティングとアフィリエイト機能はBuilder以上、修了証・Teachableロゴの非表示・Zapier連携・公開APIはGrowth以上で使えます。
日本のスクールに適用される決済手数料は3.6%
公式料金ページに大きく出ている「2.9%+30セント」は、米国のスクールが米国発行のカードで売ったときの料率です。
日本のスクールにはそのまま当てはまりません。
Teachableの手数料表はスクールの所在国ごとに分かれていて、日本(JPY)のスクールは国内カード・海外カードとも一律3.6%で、1件ごとの固定費はかかりません。
コンビニ決済も3.6%です。
Teachable Paymentsの対応国一覧にも日本が入っています。
ただし既定のStandardバンドルでは、サブスクの継続課金に0.7%、税が課される取引に0.5%が上乗せされます。
これらが免除されて受講生の現地通貨で表示できるGlobalバンドルは、全取引に2.8%が乗ります。
日本円で日本の受講生に買い切り講座を売るなら、Standardのまま3.6%が最も安い組み合わせです。
日本語対応は「受講生の画面だけ」
Teachableは、受講生が見る画面の言語を11言語から1つ選べ、その中に日本語があります。
ただし公式ヘルプには「The admin experience is not translated.(管理画面は翻訳されない)」と書かれています。
自動で翻訳されるのは受講生ダッシュボード・商品一覧・商品詳細といった新しい受講生画面で、決済画面・通知メール・古い受講生画面は、訳文を「Custom Text」で1項目ずつ上書きする仕組みです。
iOSとAndroidの受講生アプリにも、言語設定は反映されません。
まとめると、受講生には日本語で見せられるが、運営者は英語の管理画面と英語のサポートで運営するのがTeachableです。
英語が苦にならない人には問題になりませんが、スタッフに運営を任せたい場合は、ここが一番効いてきます。
Teachableが明確に強いこと
1つ目は、海外に売る仕組みが最初から揃っていることです。
多通貨での決済、米国の売上税・各国のVAT・GSTの処理、iOSとAndroidの受講生アプリまで、追加の契約なしで使えます。
英語圏の受講生に売る予定があるなら、国産サービスはここで勝てません。
2つ目は、買い切りの大量販売で総額が安いことです。
Builder以上は販売手数料0%で、日本のスクールの決済手数料は3.6%です。
後で計算するとおり、買い切り講座を大きく売る段階ではvibelyより安くなります。
3つ目は、情報量です。
利用者数が多いので、英語であれば使い方の解説、テンプレート、構築を請け負う制作者が見つかります。
海外サービスは為替と改定の影響を受けやすいので、契約前に必ず公式サイトで最新の数字を確認してください。
日本の運営者がTeachableで困りやすい4つのこと
Teachableから移りたいという相談の理由は、ほぼ次の4つに集約されます。
どれもTeachableの欠点というより、米国発のサービスを日本で使うことによる構造的なずれです。

管理画面とサポートが英語
前述のとおり、管理画面は翻訳されません。
問い合わせもヘルプセンターも英語です。
運営者本人はブラウザの自動翻訳で乗り切れても、決済トラブルや受講生からの「ログインできない」という連絡に英語のヘルプを読みながら対応するのは、運営の手間として残り続けます。
スタッフを入れて運営を分担する段階で、この負担が人数分に増えます。
月額がドル建てで、為替で固定費が動く
Teachableの月額はすべてドルで請求されます。
同じプランでも、為替によって円で払う額が変わります。
| 為替(1ドル) | Starter $39 | Builder $89 | Builderの年額($69×12) |
|---|---|---|---|
| 145円 | 5,655円 | 12,905円 | 120,060円 |
| 158円 | 6,162円 | 14,062円 | 130,824円 |
| 170円 | 6,630円 | 15,130円 | 140,760円 |
145円と170円の間で、Builderの年額は2万円以上変わります。
カード会社によってはこれに海外事務手数料が乗ります。
売上は円で入るのに固定費だけがドルで動くので、立ち上げ期ほど計画が立てにくくなります。
安いStarterは手数料7.5%、独自ドメインはBuilderから
Starterの$39は安く見えますが、売上に7.5%の販売手数料がかかります。
月払い同士で比べると、Builderとの月額差$50(約7,900円)が手数料7.5%と釣り合うのは月商約10.5万円です。
それを超えて売れるならBuilderのほうが総額は安くなります。
さらに独自ドメイン・メールマーケティング・アフィリエイトはBuilderからです。
「講座を本格的に売る」ために必要なものを揃えると、実質の入り口は月$89(約14,058円)だと考えてください。
会員サイトが閉じていて、受講生の学びが検索に出ない
Teachableのスクールサイトは、購入した受講生だけが入れる場所です。
Teachableにはブログ機能自体がなく、公式ヘルプは外部のDropInBlogを組み込む手順を案内しています。
これは運営者が書くブログの話で、受講生が自分の学習記録や作品を公開する仕組みはありません。
受講生がどれだけ学んで、何を作れるようになっても、それは会員サイトの中に閉じたままです。
次にスクールを探している人からは見えません。
この点は後半の受講生の発信を集客にするという選択肢で、自社の計測値と一緒に掘り下げます。
Teachableの代替サービス6選を比較
日本の運営者がTeachableの代わりに検討する6サービスを、同じ項目で並べました。
国産4つ、海外2つです。
いずれも2026年10月20日に各社の公式料金ページを確認しています。
| サービス | 管理画面 | 最安の月額 | 販売時の手数料 | 受講生数の上限 | 受講生の公開ブログ |
|---|---|---|---|---|---|
| Teachable(比較の基準) | 英語 | $39(約6,160円) | Starter 7.5%・Builder以上0%+決済3.6% | 無制限 | × |
| vibely | 日本語 | 0円(期限なし) | Free 5%・Beginner 2%・Basic以上0%+Stripe 3.6%(消費税込みで実効3.96%) | 15人・100人・無制限 | ○ |
| オンクラス | 日本語 | 0円(登録から2か月限定) | 自分で契約した決済会社の料率 | 5人・20人・100人・300人 | × |
| UTAGE | 日本語 | 19,700円(税込21,670円) | 0%(連携した決済会社の料率のみ) | 無制限 | × |
| MOSH | 日本語 | 0円 | カード6.5%+99円/件、銀行振込3.0%+99円/件 | 公式に記載なし | × |
| Thinkific | 英語 | $54(約8,529円) | 0%(日本はStripe利用で、外部決済への加算も対象外) | 10,000人 | × |
| Kajabi | 英語 | $179(約28,273円) | 0%(日本はKajabi Payments対象外のため、外部決済の料率のみ) | コンタクト2,500件から | × |
出典は各社の公式料金ページです(Teachable / vibely / オンクラス / UTAGE / MOSH / Thinkific / Kajabi)。
vibely:日本語・円建てで、受講生の記録が外に開かれるLMS
vibelyは、教材・課題・イベントに加えて、受講生が学習記録のブログと制作実績を書いて一般公開できるスクールコミュニティ運営プラットフォームです。
月額はFree 0円・Beginner 4,980円・Basic 14,800円・Pro 24,800円の4プランで、表示価格に税は加算されません。
Freeプランには期限がなく、クレジットカードの登録も不要です。
Teachableとの違いは3つです。
管理画面・操作マニュアル・問い合わせが日本語であること、月額が円建てであること、受講生の記録がスクールの外に開かれることです。
課題の提出とレビュー、イベントと1on1の日程調整、LINE配信(Beginner以上)、MCPサーバー経由でのAI連携も揃っています。
弱いところも書きます。
独自ドメインは使えず、スクールのURLは {組織名}.vibely.site で固定です。
多通貨決済や海外の税処理の仕組みもないので、英語圏に売る用途には向きません。
導入規模は2026年10月時点で200以上のスクール・コミュニティで、Teachableの15万以上とは桁が違います。
機能と料金の全体像はvibelyとは何かをまとめた記事にあります。
オンクラス:少人数から始める国産の講座サイト
オンクラスは日本発のオンライン講座プラットフォームです。
フリー0円・ビギナー4,980円・プロ14,800円・プロプラス19,800円・スペシャル(要相談)の5段階で、受講生数の上限は5人・20人・100人・300人です。
フリープランは受講生5人・コース1つ・スタッフ1人までで、公式料金ページには「登録から2ヶ月限定」と書かれています。
決済はオンクラス自身が持たず、運営者が自分で選んで契約した決済サービスを使う形です。
価格帯はvibelyのBeginner・Basicとほぼ重なるので、違いは受講生数の上限(オンクラスのプロは100人、vibelyのBasicは無制限)と、受講生が外に発信できるかどうかです。
UTAGE:販売導線まで1つで組みたいならこれ
UTAGEは株式会社Fountainが提供する国産のオールインワンツールで、月額19,700円(税込21,670円)の1プランです。
LP・メールとLINEのステップ配信・自動ウェビナー・決済・会員サイトまでを1つで組めます。
14日間の無料トライアルがあります。
Teachableで「講座を置く場所」は足りているが「売る仕組み」を別ツールで組んでいる人には、UTAGEに寄せると契約が1つにまとまります。
ただし月額の固定費はTeachable Builderより高く、売上が立つ前の段階では重く感じやすい金額です。
vibelyとの詳しい違いはUTAGEとvibelyの比較記事にまとめています。
MOSH:単発レッスンと予約販売向け
MOSHは月額FREE 0円・STARTER 1,380円・GROW 2,980円からの3段階で、決済手数料はStripeのカード決済で6.5%+99円/件、銀行振込で3.0%+99円/件です。
年間決済額が1,200万円以上になるとカードは4.5%+99円に下がります。
単発のレッスン・予約・オンラインサロンの販売に強い設計で、体系的な講座をチャプター単位で積み上げる用途では、Teachableと同じ使い方はしにくいと考えてください。
Thinkific・Kajabi:英語のまま乗り換えるなら
Teachableと同じ英語圏のサービスに移るなら、ThinkificとKajabiが候補です。
どちらも自社決済の提供国に日本が入っていないので、日本の運営者はStripeなどの外部決済を繋ぎ、プラットフォーム側の上乗せはかかりません。
ThinkificはBasic $54(年払い$40)・Start $109・Grow $219で、無料プランはなく30日間の無料トライアルです。
講座数は全プラン無制限、受講生数は10,000人までです。
KajabiはBasic $179(年払い$143)・Growth $249・Pro $499で、2026年1月に全プランを値上げしています。
管理画面とサポートが英語、月額がドル建てという点はTeachableと変わらないので、英語と為替が理由でTeachableを離れたい人には解決になりません。
本人は翻訳で回せても、スタッフに任せようとした瞬間に止まります。
代替を選ぶときは、自分一人で運営する前提ではなく、2人目の運営者が入ったときにも回るかで見てください。
料金と手取りはいくら違うか
Teachableの代替として最も比べられることが多いvibelyとの総額を、月商別に計算します。
vibelyが金額で負ける条件も、そのまま載せます。
計算の前提
- 日本のスクールが、日本円で日本の受講生に買い切り講座を売る場合
- Teachableは月払い、為替は1ドル157.95円、決済はTeachable Payments(Standardバンドル)の3.6%
- vibelyは月払い、決済はStripeの3.6%に消費税を加えた実効3.96%
- Teachableの月額に請求時の税やカード会社の為替手数料が乗る場合、その分は含めていない
- 端数は四捨五入
月商別の月額コスト
| フェーズ | Teachable Starter | Teachable Builder | vibely(最安のプラン) |
|---|---|---|---|
| 受講生10人 / 月商10万円 | 17,260円 | 17,658円 | Free:8,960円 |
| 受講生50人 / 月商30万円 | 39,460円 | 24,858円 | Beginner:22,860円 |
| 受講生150人 / 月商100万円 | 117,160円 | 50,058円 | Basic:54,400円 |
| 受講生500人 / 月商500万円 | 561,160円 | 194,058円 | Basic:212,800円 |

立ち上げ期(月商30万円まで)は、vibelyのほうが安くなります。
月額0円のFreeから始められ、Beginnerでも月額4,980円だからです。
買い切りを大きく売るなら、Teachable Builderのほうが安い
月商100万円を超えると逆転します。
Teachable BuilderとvibelyのBasicはどちらも販売手数料0%ですが、月額はBuilderのほうが約740円安く、決済手数料もTeachableの3.6%に対してvibelyは消費税込みで3.96%です。
買い切り講座だけを売る限り、Builderはどの売上規模でもvibelyのBasicより安くなります。
月商500万円なら、差は月に約1.9万円です。
サブスク講座の場合は話が変わります。
TeachableのStandardバンドルでは継続課金に0.7%が上乗せされて実質4.3%になるので、月商約22万円を超えたサブスク販売ではvibelyのBasicのほうが安くなります。
月商100万円のサブスクなら、Builderが57,058円、vibelyのBasicが54,400円です。
どちらにしても、月商100万円の規模で月数千円から2万円程度の差です。
料金だけで判断がひっくり返る規模ではないので、料金で決めるべきなのは立ち上げ期だけで、それ以降は日本語で運営できるか、受講生の学びが外に出るかで選んでください。
vibely側のプランの選び方は料金と手数料の詳細記事で計算しています。
UnivaPay側の料率は各スクールとUnivaPayの契約で決まるため、ここでは金額を出していません。
決済手数料の差が気になる規模になったら、こちらも比較に入れてください。
受講生の発信を集客にするという選択肢
ここまでは「Teachableと同じことを、日本語と円でやる」という比べ方でした。
ここからは、Teachableにはない設計の話です。
Teachableを含む海外3社は、受講生のブログを持たない
Teachableにはブログ機能がなく、Thinkificも公式ヘルプ「Can I add a blog on Thinkific?」で組み込みのブログを提供していないと明記しています。
Kajabiにはブログ機能がありますが、管理画面から運営者が投稿するもので、受講生は書けません。
国産のUTAGE・オンクラス・MOSHにも、受講生が記事を書いて一般公開する機能はありません(2026年9月に主要11サービスの公式情報を確認した結果)。
どのサービスも、受講生の学びは会員サイトの中で完結する前提で作られています。
これは優劣というより設計思想の違いです。
自社の実測では、検索流入の47.6%が受講生の書いた記事
vibelyは逆の前提で作っています。
受講生が学習記録のブログと制作実績を書いて一般公開でき、仲間からいいねやレターが返ってきます。
公開された記録は、検索を通じてまだ見ぬ誰かに届きます。
言葉だけでは検証できないので、自社の計測値を出します。
Google Search Consoleで vibely.site 全体を2026年6月21日から9月18日まで集計した実測値です。

- vibely全体の検索流入:3か月で1,293クリック
- そのうち受講生ブログだけで457ページ・616クリック・20,804表示。
全クリックの47.6%
運営者が書いた記事ではなく、受講生が書いた記事が流入の半分近くを持っています。
順位が付いているのも講座の宣伝ワードではなく、「react カレンダー」「supabase 一時停止」のような、受講生が学ぶ中で実際にぶつかった課題です。
広告を出した結果ではなく、受講生が自分の学習記録を公開し続けた結果です。
やったことは、書いた記事に仲間からの反応が返ってくる状態を作っただけでした。
AI検索の時代に、閉じた会員サイトは見つからない
スクールを探す人は、Google検索に加えてChatGPTやPerplexityのようなAI検索でも調べるようになっています。
AIはWebに公開されているページを読んで答えを組み立てるので、会員サイトの中にある学びや成果は、AIからは存在しないのと同じです。
受講生の記録と作品が公開されていれば、それは運営者の宣伝ではなく第三者の体験としてAIにも検索にも読まれます。
Teachableで「講座の中身は良いのに新しい受講生が増えない」と感じているなら、プラットフォームを替える理由はここにあります。
導入しているスクールの実例はvibelyの評判と導入事例の記事にまとめています。
Teachableから移行する手順と注意点
移ると決めたあとに効いてくるのは、Teachableから何を持ち出せるかです。
Teachableの公式ヘルプ「How to export school content and data」を基準に整理します。
Teachableから書き出せるもの・書き出せないもの
| データ | Teachableからの書き出し | 移行先での扱い |
|---|---|---|
| 受講生の一覧 | Users画面の「Export CSV」で書き出せる。ファイルはメールで届く | データの移送ではなく、招待で入り直してもらう |
| 売上の履歴 | Transactions画面からCSVで書き出せる | 手元の記録として保管する |
| 動画・PDF・音声 | カリキュラム編集画面から1ファイルずつダウンロード | 再アップロードするか、YouTubeなどに置いて埋め込む |
| 教材の文章 | コピー&ペーストで取り出す | 移行先の教材エディタに入れ直す |
| 講座を丸ごと | 書き出せない(公式が「講座を1つの単位で書き出す機能はない」と明記) | チャプター単位で作り直す |
| 一括ダウンロード | できない。サポートに依頼しても全件の書き出しはしてもらえない | ファイル数に比例して時間がかかる |
| 稼働中のサブスク契約 | 移せない | 受講生にカード情報を入れ直してもらう |
いちばん重いのは、動画の一括ダウンロードができないことと、サブスク契約を移せないことの2つです。
動画は1本ずつダウンロードするので、本数が多い講座ほど時間がかかります。
元の動画ファイルが手元に残っているなら、Teachableから落とすよりそちらを使うほうが速いです。
vibelyに移す場合の作業量の目安
| やること | 目安 | 何で変わるか |
|---|---|---|
| 講座1本(チャプター10本)の移送をMCP経由でAIに代行させる | 1〜2時間 | 元の文章をテキストで取り出せるか。時間の半分は入れたあとの目視確認 |
| 同じ講座を手作業で入れ直す | 4〜6時間 | 画像と図表の点数 |
| 動画を再アップロードする | 10GBあたり1〜2時間 | 回線速度。YouTubeの限定公開に置いて埋め込むなら0時間 |
| 受講生3〜5人での検証 | 2週間 | 受講生が実際に記録を書くかを見るのに必要な期間 |
| Teachableとの二重運用 | 1〜12か月 | 既存サブスクの課金サイクル。買い切りだけなら不要 |
教材の移送は律速になりません。
全体の長さを決めるのは、Teachableに残っているサブスク契約の期間です。
教材をAIに移させる具体的な手順とプロンプトは教材サイトの引っ越しガイドに書いています。
段階移行の順番
- vibelyのFreeプランで組織を作る。
期限なし・月額0円なので、Teachableを解約せずに並走できます - 講座を1本だけ移す。
全部を一度に移そうとすると途中で止まります - 受講生を3〜5人だけ招待して、2週間使ってもらう。
見るのは進捗よりも、ブログを書くかどうかと、書いた記事に反応が付くかどうかです - 手応えがあれば、次の新規受講生からvibelyで受け入れる
- Teachableの既存サブスク契約者は満了まで回す。
買い切りの購入者は任意のタイミングで招待する - Teachableの新規受付を止めて、プランを解約する。
独自ドメインを設定している場合、Teachableは独自ドメインが有効なままではプランを解約できないので、先にドメイン設定を外してください
既存のサブスク契約者はTeachableのまま満了まで走らせ、新規の申込だけを移行先で受ける期間を必ず取ってください。
vibelyを選んだ場合に失うもの
移行元から移せないものを並べたので、vibely側の弱点も同じ重さで書きます。
- 独自ドメイン。
Teachable Builder以上で独自ドメインを使っていた場合、URLは {組織名}.vibely.site に変わります - 受講生の記事が積み上げた検索評価の持ち出し。
受講生のブログ記事と制作実績の正規URLは共有ドメインの vibely.site 側に付くので、vibelyを離れるときに自社ドメインへ持ち出せません - 海外への販売。
多通貨決済・海外の税処理・受講生向けのスマホアプリはありません - 無料・下位プランでのデータ書き出し。
メンバーと記事のCSV書き出しはBasic以上の機能です
この4つのどれかが譲れないなら、Teachableに残るか、Thinkific・Kajabiを選んでください。
Teachableの代替についてよくある質問
Teachableは日本語で使えますか?
受講生が見る画面は日本語にできます。
11言語から1つを選ぶ設定で、日本語が含まれています。
ただし管理画面は翻訳されず、決済画面や通知メールの訳文を直したいときは「Custom Text」で1項目ずつ上書きします。
サポートも英語です。
Teachableに無料プランはありますか?
ありません。
2026年10月20日時点では、全プランに7日間の無料トライアルと30日間の返金保証が付く形です。
月額0円で期限なく使えるのは、この記事の候補ではvibelyのFreeとMOSHのFREEです。
オンクラスのフリープランは登録から2か月限定と公式に書かれています。
日本のスクールがTeachableで売ると、手数料は何%ですか?
Builder以上なら販売手数料0%に、Teachable Paymentsの決済手数料3.6%がかかります。
国内カード・海外カードの区別はなく、1件ごとの固定費もありません。
サブスクの継続課金には0.7%、税が課される取引には0.5%が上乗せされます。
Starterの場合は、これに販売手数料7.5%が加わります。
Teachableの受講生データは移せますか?
受講生の一覧はCSVで書き出せますが、移行先へは招待で入り直してもらう形になります。
vibelyに移す場合、学習の進捗や小テストの結果は引き継げません。
修了済みの受講生には、招待時にコースを付与したうえで「ここまでは受講済み」と個別に伝える運用で代替します。
Teachableで作った動画はそのまま使えますか?
カリキュラム編集画面から1本ずつダウンロードできます。
一括ダウンロードはできず、サポートに依頼しても全件の書き出しはしてもらえません。
vibelyではYouTube・Vimeo・Loom・Google Driveの動画を埋め込めるので、限定公開の動画として置き直せばプランの動画容量を使わずに済みます。
Teachableから乗り換えると、独自ドメインはどうなりますか?
移行先によります。
UTAGE・Thinkific・Kajabiは独自ドメインを使えますが、vibelyは使えず、URLは {組織名}.vibely.site になります。
Teachableの独自ドメインで検索順位を取っているページがある場合、その評価は移行先に引き継げないので、移行前に確認してください。
結局、Teachableの代替はどれがおすすめですか?
一番の困りごとで決めてください。
英語と為替がつらいなら国産のvibely・オンクラス・UTAGE・MOSH、受講生が続かず紹介も生まれないならvibely、販売導線の自動化が課題ならUTAGE、海外にも売るならTeachableのままが向いています。
どれも無料で試せる期間があるので、講座を1本だけ載せて、受講生数名の反応を見てから決めるのが安全です。
まとめ:英語と為替で困っているなら、日本語・円建ての代替へ
この記事の要点です。
- Teachableは2026年10月時点でStarter $39・Builder $89・Growth $189の月払い(年払いは$29・$69・$139)。
無料プランはなく、7日間の無料トライアル - 日本のスクールの決済手数料は国内外カード一律3.6%。
Starterは販売手数料7.5%、独自ドメインはBuilderから - 日本語にできるのは受講生の画面だけで、管理画面とサポートは英語
- 代替は困りごとで選ぶ。
日本語・円建てで講座とコミュニティを回すならvibely、販売ファネルまで1つで組むならUTAGE、少人数で試すならオンクラス、単発レッスンならMOSH - 月商30万円まではvibelyが安く、買い切りを月商100万円以上売るならTeachable Builderが安い。
サブスクなら月商約22万円を超えるとvibelyのBasicが安くなる - Teachableを含む主要サービスは、受講生の学びが会員サイトの中で完結する。
vibelyの自社計測では、検索流入の47.6%が受講生の書いた記事 - Teachableからは講座を丸ごと書き出せず、動画は1本ずつ。
既存のサブスク契約は移せないので、満了まで二重運用する
vibelyはFreeプランのまま使い始められます。
Teachableを解約せずに講座を1本だけ移して、受講生が記録を書くかどうかを見てください。
判断はそこで付きます。
操作は操作マニュアルに画面付きで置いてあり、移行の相談はサポートページの窓口で受けています。
