売上規模別に、手元にいくら残るのかを計算する
ここからは実際の金額で見ます。
以下の表は、すべてStripe決済・アフィリエイトなし・月払いを前提にした計算です。
式は前の章と同じで、売上からStripe 3.96%とvibely手数料を引き、そこからプラン料金を引いています。
3.96%はStripe本体の3.6%に消費税が加わった実効料率で、2026年4月1日以降は主要なカードブランドすべてが対象です。
月商5万円・月商20万円の場合
| プラン | 月商5万円の合計コスト | 手元に残る額 | 月商20万円の合計コスト | 手元に残る額 |
| Free | 4,480円 | 45,520円 | 17,920円 | 182,080円 |
| Beginner | 7,960円 | 42,040円 | 16,900円 | 183,100円 |
| Basic | 16,780円 | 33,220円 | 22,720円 | 177,280円 |
| Pro | 26,780円 | 23,220円 | 32,720円 | 167,280円 |
月商5万円なら、総額が最も安いのはFreeです。
5%の手数料を払ってもまだプラン料金より小さいからです。
月商20万円になるとBeginnerが逆転し、Freeより毎月1,020円、年間で12,240円だけ安くなります。
この規模ではプラン間の差は大きくありません。
月商20万円でのFreeとBeginnerの差は年間12,240円で、判断を左右するのは金額よりも「LINE配信を使いたいか」「受講生が15人を超えるか」のほうです。
月商50万円・月商100万円の場合
| プラン | 月商50万円の合計コスト | 手元に残る額 | 月商100万円の合計コスト | 手元に残る額 |
| Free | 44,800円 | 455,200円 | 89,600円 | 910,400円 |
| Beginner | 34,780円 | 465,220円 | 64,580円 | 935,420円 |
| Basic | 34,600円 | 465,400円 | 54,400円 | 945,600円 |
| Pro | 44,600円 | 455,400円 | 64,400円 | 935,600円 |
月商50万円で、ちょうどBeginnerとBasicが入れ替わります。
差はわずか180円です。
月商100万円まで来るとBasicが明確に安く、Beginnerより毎月10,180円、年間で122,160円の差になります。
Freeプランの行も計算していますが、月商50万円を超える規模で受講生が15人以内に収まるケースは限られます。
この表はあくまで金額だけの比較で、実際には受講生数の上限のほうが先に効いてきます。
月商300万円の場合
| プラン | プラン料金 | vibely手数料 | Stripe 3.96% | 合計コスト | 手元に残る額 |
| Free | 0円 | 150,000円 | 118,800円 | 268,800円 | 2,731,200円 |
| Beginner | 4,980円 | 60,000円 | 118,800円 | 183,780円 | 2,816,220円 |
| Basic | 14,800円 | 0円 | 118,800円 | 133,600円 | 2,866,400円 |
| Pro | 24,800円 | 0円 | 118,800円 | 143,600円 | 2,856,400円 |
月商300万円になると、BasicとFreeの差は毎月135,200円、年間で1,622,400円まで開きます。
手数料0%が効いてくるのはこの規模です。
ここで分かるのは、売上がいくら大きくなっても、BasicとProの差は月10,000円のまま変わらないということです。
どちらも手数料0%なので、差額はプラン料金の10,000円だけで固定されます。
売上が伸びれば、その10,000円が売上に占める割合は小さくなります。
Proを選ぶ判断は金額ではなく、動画容量とAIエージェントの実行回数で決めることになります。
年払いにした場合
年払いにするとプラン料金が月あたりに換算して下がるので、逆転が起きる月商も前倒しになります。
| プラン | 月払いの月額 | 年払いの月あたり | 差 |
| Beginner | 4,980円 | 4,150円 | 830円 / 月 |
| Basic | 14,800円 | 12,333円 | 2,467円 / 月 |
| Pro | 24,800円 | 20,667円 | 4,133円 / 月 |
月商100万円・Basic・年払いなら、合計コストは51,933円になり、月払いより毎月2,467円安くなります。
ただし年払いは1年分を先払いする形なので、講座の販売がまだ安定していないうちは月払いのまま運用して、収支が読めてから切り替えるほうが安全です。
💡 年払いへの切り替えは、vibelyの内部では「アップグレード」として扱われます。
月払いの途中でも即座に切り替わり、未使用分は日割りで次回の請求から差し引かれます。
年度の途中だからと待つ必要はありません。
いつプランを上げるべきか
プラン料金の差を、手数料の差で回収できる月商が損益分岐点です。
式は単純です。
損益分岐点の月商 = プラン料金の差 ÷ 手数料率の差
Free から Beginner は月商16万6,000円
Beginnerの月額4,980円を、手数料差3%(5%から2%)で割ります。
4,980円 ÷ 0.03 = 166,000円
月商が166,000円を超えたら、金額だけで見てもBeginnerのほうが安くなります。
年払いなら月あたり4,150円なので、分岐点は138,333円まで下がります。
ただし現実には、金額より先に次の理由でBeginnerに上げることのほうが多いです。
- 受講生が15人を超えた
- LINE配信を使いたくなった
- 動画の直接アップロードが2GBで足りなくなった
- 日程調整カレンダーを2つ以上作りたくなった
Beginner から Basic は月商49万1,000円
Basicとの月額差9,820円を、手数料差2%で割ります。
9,820円 ÷ 0.02 = 491,000円
年払いで比べると、月あたりの差8,183円を2%で割って409,167円です。
Freeから直接Basicに飛ぶ場合の分岐点は、14,800円 ÷ 0.05 で296,000円になります。
Basicに上げる金額以外の理由は、非会員からの予約・フォーム受付、メール配信、記事の限定公開、広告バナー、データ書き出しの5つです。
特に「無料相談の予約ページをSNSのプロフィールに貼りたい」という使い方をするなら、月商に関係なくBasicが必要になります。
Basic から Pro は金額では判断できない
BasicもProも手数料0%なので、売上がいくら増えてもProが安くなることはありません。
差は常に月額10,000円(年払いなら月あたり8,333円)です。
Proを選ぶのは次の場合だけです。
| 項目 | Basic | Pro |
| 動画の直接アップロード | 200GB | 1TB目安 |
| 受講生ブログの記事数 | 500 | 無制限 |
| AIエージェントの体数 | 3体 | 10体 |
| AIエージェントの実行回数 | 月600回 | 月2,000回 |
| AI文字起こし | 月900分(15時間) | 月2,400分(40時間) |
受講生ブログの500記事は、受講生が50人いて1人が年10本書くと1年で到達します。
受講生の発信を運営の柱にするなら、記事数の上限は早めに効いてきます。
💡 AI文字起こしの上限は、1on1面談を何本やるかでそのまま決まります。
1回60分の面談なら、Basicの月900分で15本、Proの月2,400分で40本です。
週に5本以上の面談をするならProが要ります。
逆に面談を録らない運営ならBasicで足ります。
下げるという選択肢も普通にある
売上が落ちた月に、プランを下げて固定費を減らすのは正しい判断です。
ダウングレードは次回の決済タイミングから反映され、それまでは今のプランのまま使えます。
データは消えないので、あとで上げ直せば元の状態に戻ります。
価格表に出てこないコストを正直に書く
Stripe手数料は3.6%ではなく3.96%で見積もる
料金ページにも、vibelyの管理画面にも、Stripeの決済手数料は3.6%と書いてあります。
ですが2026年4月1日以降、Visa・Mastercardを含む主要なカードブランドすべてで、Stripe手数料が日本の消費税の課税対象になりました。
JCB・American Express・Discover・Diners Clubはそれ以前から対象です。
2026年9月19日時点で、日本のカード決済でこの上乗せを避けられるブランドは実質ありません。
実効料率は3.6%×1.1=3.96%で、この記事のシミュレーションもすべてこの料率で計算し直しています。
出典はStripe公式サポート「日本に拠点があるビジネスのStripe手数料に対する税」です。
差額は月商100万円で3,600円、年間で43,200円です。
金額としては小さく見えますが、「3.6%だと思っていたら3.96%だった」という形で入金額が毎回わずかに下回るので、手取りを固定費として積んでいる場合はここがずれます。
vibely側の表記が実態に追いついていない点も正直に書いておきます。
商品ごとの手取り試算を出している管理画面は、本体料率3.6%で計算したうえに「一部のカードブランドでは消費税が加算され3.96%になります」という注記を添える作りのままです。
2026年4月の改定以降は「一部」ではなくなったので、この表記は直します。
それまでは、管理画面の試算より実際の入金が0.36%ぶん少なくなると思って見てください。
UnivaPayの決済手数料は運営者の契約次第
UnivaPay経由はvibely手数料が0%になりますが、UnivaPay側の決済手数料は運営者とUnivaPayの個別契約で決まります。
vibelyは料率を把握していないので、「UnivaPayにすれば安くなる」と断定はできません。
Stripeの3.96%とUnivaPayの契約料率を比べたうえで選んでください。
動画容量が実質的な上限になりやすい
Free・Beginner・Basicの動画容量は2GB・50GB・200GBという固定の上限値です。
Proの動画容量は1TBが目安で、超える場合は個別相談になります。
1TBを超える見込みがあるなら、契約前に相談してください。
使用量は管理画面の動画リソースページで、ファイル名とサイズの一覧として確認できます。
正直に書いておくと、動画を直接アップロードする運用は、プランを押し上げる最大の要因です。
ビットレート2Mbpsの1080p動画は1分あたり約15MBなので、60分の講義1本で約0.9GBになります。
この換算だとFreeの2GBは2本で埋まり、Beginnerの50GBで55本前後、Basicの200GBで220本前後が目安です。
限定公開の教材動画をURLごと外に出したくないという理由で直接アップロードを選ぶなら、容量が事実上のプラン選択基準になります。
上限に当たったら何が起きるか
上限に達したときの挙動は全項目で共通していて、新しい追加がブロックされてアップグレードを促されるだけです。
- 自動で課金が増えることはありません。
従量課金の仕組みそのものがありません。
- すでにあるデータが消えることもありません。
受講生15人の枠が埋まっていても、16人目を追加できないだけで、既存の15人はそのまま使えます。
- プランを上げればその場で解除されます。
「気づかないうちに請求が膨らむ」というリスクがない代わりに、「上限に当たると業務が止まる」という性質があります。
受講生を一気に招待する予定があるなら、招待前にプランを確認しておくと安全です。
振込手数料・税・その他
vibelyは売上を預かって後から送金する仕組みではありません。
売上は最初から運営者のStripeアカウントに入るので、入金サイクルと振込手数料はStripe側の設定に従います。
vibelyが別途、出金手数料を取ることはありません。
例外は、アフィリエイトの報酬を受け取る側です。
紹介した受講生への報酬はvibelyがいったん預かるため、受講生が出金申請をするときに振込手数料275円(税込)が申請額から差し引かれます。
最低出金額は1,000円で、報酬が確定するのは決済から14日後です。
これは運営者の手取りからではなく、紹介者が受け取る金額から引かれます。
受講生に返金したときのコストは、料金ページにも管理画面にも書いてありません。
講座を売る側にとっては見落としがいちばん大きい項目なので、3点を断定で書きます。
- Stripeの決済手数料3.96%は、返金しても戻りません。
Stripeは「返金の場合、元の支払いの決済手数料・Connect手数料・通貨換算手数料は返還されない」と明記しています(Stripe公式サポート)。
- vibely手数料も、自動では戻りません。
返金しても、Free 5%・Beginner 2%のvibely手数料は運営者に戻らないままです。
- アフィリエイト報酬は、全額返金のときだけ自動で取り消されます。
全額返金がStripeから通知された時点で、その購入に紐づく未払いの報酬が無効になります。
部分返金では取り消されず、すでに出金申請が出ている報酬も取り消されません。
2つ目のvibely手数料について、なぜ戻らないのかを補足します。
vibely手数料はStripeのapplication feeとして処理されていて、返金時にrefund_application_feeを明示しない限り返金されません。
さらにapplication feeを返金できるのは決済を作成したアプリケーション(vibely)だけと決まっているので、運営者側の操作では戻せない構造になっています。
手数料分まで戻す必要がある場合はサポート窓口(support@vibely.site)に連絡してください。
金額で書くとこうなります。
Freeプランで30,000円の講座を売り、あとで全額返金した場合、受講生には30,000円が戻り、Stripe手数料1,188円とvibely手数料1,500円は戻らないので、運営者の持ち出しは2,688円です。
Basic・Proならvibely手数料が0円なので、持ち出しはStripeの1,188円だけになります。
返金の操作自体も、vibelyの管理画面ではできません。
返金ボタンを用意していないので、運営者が自分のStripeダッシュボードから返金する運用になります。
vibelyはダイレクトチャージを使っているため、返金額もチャージバックの金額も運営者のStripe残高から直接引かれ、残高が足りないときは残高が回復するまで保留になります。
税について正直に書いておくと、プラン料金を税込・税抜のどちらとして扱うかは、料金ページにも請求画面にも表記していません。
他社と並べたときの実質コスト
他社との比較を主題にはしませんが、判断材料として月額固定費と販売手数料だけ並べます。
ドル建ての金額は1USD=156.32円(2026年9月18日の三菱UFJリサーチ&コンサルティング仲値)で換算しています。
為替で動くので、円換算はあくまで目安です。
月額固定費と販売手数料
| サービス | 月額固定費 | プラットフォーム手数料 | 決済手数料 |
| vibely Basic | 14,800円 | 0% | Stripe 3.96% |
| vibely Free | 0円 | 5% | Stripe 3.96% |
| UTAGE ライト | 9,700円(税込) | 0% | 提携決済代行の料率 |
| UTAGE スタンダード | 19,700円(税込21,670円) | 0% | 提携決済代行の料率 |
| オンクラス プロ | 14,800円(税込) | 記載なし | 自分で契約した決済会社の料率 |
| Teachable Starter | $39(約6,096円) | 7.5% | 別途 |
| Teachable Builder | $89(約13,912円) | 0% | 別途 |
| Kajabi Basic | $179(約27,981円) | 日本は0%(Kajabi Payments提供国でStripe等を使う場合のみBasic 2%) | Stripe等の外部決済(日本はKajabi Payments提供対象外) |
| Thinkific Basic | $54(約8,441円) | 0% | 別途 |
| MOSH GROW | 2,980円〜(税込) | なし | カード6.5%+99円/件 |
| note | 0円 | 10%(定期購読は20%) | 事務手数料5〜15%+振込270円 |
| Brain | 0円 | 12%(下記の注記あり) | 販売手数料に含む(出金時の振込手数料は別途) |
| ストアカ | 0円 | 自己集客10% / ストアカ送客30% | 販売手数料に含む |
この表を読むときの注意が3つあります。
1つは税区分です。
UTAGEの21,670円、オンクラスの14,800円、MOSHの2,980円はいずれも各社が税込と明記している金額ですが、vibelyのプラン料金には税込・税抜の表記をしていません。
ただし実際に支払う額は、vibely側も他社側も表示額ちょうどです。
vibelyの金額はStripeに登録している請求額そのもので、あとから何かが上乗せされることはありません。
だから現金で出ていく額を横に並べる分には同条件で、vibely Basicの14,800円とオンクラス プロの14,800円(税込)は、そのまま突き合わせて構いません。
未確定なのは表記のほうだけです。
vibelyは税区分を書いておらず、適格請求書(インボイス)としての扱いも明示していないので、経費処理や仕入税額控除が必要なら契約前にサポート窓口(support@vibely.site)に確認してください。
2つ目はUTAGEのプランです。
UTAGEには公式のプラン比較ページに載っているとおり2つのプランがあり、ライトプランは月額9,700円(税込)です。
ただしライトはファネル5つ・ページ50・商品5つ・配信アカウント2つ・登録読者3,000人・シナリオ30・LINE連携1つ・会員サイト1つ・オペレーター1人・メディア300GBという上限付きで、パートナー(アフィリエイト)機能も使えません。
スタンダードの19,700円(税込21,670円)は、これらがすべて無制限になってメディアが1,000GBになります。
会員サイトを1つだけ作り、読者3,000人までで回す運用なら、UTAGEライトのほうがvibely Basicより月5,100円安く済みます。
3つ目はKajabiの手数料です。
Kajabiの料金ページには「プラットフォームとしてのレベニューシェアは取らない」と書いてある一方で、同じページに、Kajabi Payments以外の決済(Stripe等)を使った場合の手数料としてBasic 2%・Growth 1%・Pro 0.5%が併記されています。
これだけ見ると日本から契約すると2%かかるように読めますが、同じページのFAQに「Kajabi Paymentsが提供されていない地域では、追加の決済手数料は発生しない」と明記されています。
Kajabi Paymentsの提供対象は米国・カナダ・オーストラリア・UAE・英国と一部の欧州国に登記された事業者で、日本は入っていません。
したがって日本のスクールがKajabi BasicでStripeを使う場合、この2%はかからず、表のとおり0%です。
Kajabiが料金ページに出している決済手数料2.9%+$0.30のほうも、Kajabi自身が米国事業者向けの表示だと注記している数字なので、日本から契約する場合はStripeの3.96%で見積もってください。
Thinkificも同じ構造で、外部決済(Stripe等)を使う場合の上乗せは「対象国に拠点がある場合に適用される」と公式の料金ページに書かれていて、その対象国に日本は入っていません。
表のThinkificの0%も、この前提での数字です。
出典は各社の公式ページです(UTAGE / オンクラス / Teachable / Kajabi / Thinkific / MOSH / note / ストアカ)。
いずれも2026年9月19日時点で確認した値です。
1社だけ例外があるので書いておきます。
Brainは公式サイト(brain-market.com)に手数料を掲載した固定URLのページがなく、2026年9月19日時点で利用規約・特定商取引法に基づく表記・FAQのいずれのパスも開けませんでした。
表の12%は、同じブランドが運営しているBrain公式メディアの比較記事に「売上金額の12%」と書かれている数字です。
出金時の振込手数料は公式の記載を確認できなかったため、金額を表に書いていません(二次情報では275円・税込とされています)。
Brainの手数料を根拠に判断するなら、Brainに直接確認してください。
各社の手取り額まで含めた詳しい比較はコンテンツ販売プラットフォーム徹底比較にまとめてあるので、そちらを見てください。
vibelyのほうが高くなるケース
vibelyが常に安いという書き方はしません。
次の場合は他のほうが安く済みます。
- 売上がほぼなく、会員制のポータルも要らない場合。
単発の記事や講座を売るだけなら、固定費0円のnote・Brain・ストアカのほうが安上がりです。
売れなければ1円もかかりません。
- すでに他のツールで会員サイトが足りている場合。
vibelyを追加すると月額が二重にかかります。
既存ツールとの併用を検討しているなら、UTAGEとvibelyの比較記事で併用パターンを整理しているので参考にしてください。
- ファネルとステップ配信が主役で、会員サイトは1つで足りる場合。
UTAGEのライトプラン9,700円(税込)のほうが、vibely Basicの14,800円より月5,100円安く済みます。
- 動画を1TB近く直接アップロードしたいが、月額は抑えたい場合。
容量だけが目的なら、Teachable Builderの$89(約13,912円)のほうがvibely Proの24,800円より安く済みます。
- 受講生が5人以下で、講座も1つだけで、2か月で見切りをつけたい場合。
オンクラスのフリープラン(受講生5人・コース1つ・スタッフ1人)は登録から2か月限定なので、その2か月だけなら無料で試せます。
Teachableとオンクラスのケースには、それぞれ補足があります。
Teachableは3プラン(Starter $39・Builder $89・Growth $189)いずれも動画容量が1TBまでで、1TBを超える受け皿は公開プランにありません(Customは要問い合わせ)。
Starterには販売手数料7.5%がかかり、Builderでも決済手数料は別途です。
vibely Proの1TBのほうも固定の上限値ではなく目安で、超える分は個別相談になります(動画容量の節を参照)。
オンクラスは3か月目から月額4,980円のビギナー(受講生20人・コース3つ)に移ることになり、同じ月額14,800円で比べるとプロは受講生100人・コース4つ・スタッフ3人まで、vibely Basicは受講生数・コース数・管理者数のいずれも無制限です。
vibelyのほうが安くなるケース
- 月商が49万円を超えていて、会員制のポータルが要る場合。
Basicの手数料0%が効いてきます。
- 受講生が100人を超える場合。
Basic以上は受講生数が無制限で、人数で料金が変わりません。
Kajabiのようにコンタクト数で段階が上がる料金体系とは考え方が違います。
- 会員サイト・日程調整・フォーム・LINE配信を別々のツールで契約している場合。
vibelyはこれらを1つの月額に含んでいます。
金額を比べたあとに残るのは「この金額を払う価値があるか」です。
そこは実際に動いているスクールを見たほうが早く、2026年9月19日時点でvibelyのサイトマップには、導入スクールの受講生が書いたブログ記事2,009本と制作実績113本が登録されています。
ただし200以上の導入に対して受講生ブログを一般公開している組織は12で、契約すれば自動的に発信が起きるわけではありません。
実名5校の運営者コメントと各校の公開サイトの実測値、独自ドメインを使えないことを含む短所11点はvibelyの評判と導入事例に出しているので、金額の判断がついたらそちらで中身を確認してください。
契約・変更・解約で何が起きるか
始めるときはカード登録が要らない
Freeプランはクレジットカードの登録なしで使い始められます。
無料期間ではなく、期限のない無料プランです。
受講生15人・動画2GB・ブログ50記事の枠の中なら、講座を作って販売するところまで全部できます。
登録から教材の公開・受講生の招待までの具体的な手順は運営者向けのvibelyの始め方にまとめています。
サービス全体の機能と考え方のほうはvibelyとはどんなサービスかで整理しています。
他のツールからの乗り換えなら、教材やメンバーの移し替えは教材サイトの引っ越しガイドの手順で自分でも進められますし、相談してもらえれば代行します。
どちらの場合も、初期費用や移行費用としてプラン料金と別に請求するものはありません。
一般的な無料トライアルはない
有料プランの無料お試し期間は、通常の申し込み導線には用意していません。
Freeプランが無期限で使えるので、その必要がないという判断です。
例外が1つだけあります。
パートナーの紹介リンク経由で登録した場合、初回の有料プラン契約が30日間無料になります。
どのプランにも適用され、無料期間中に解約すれば料金はかかりません。
適用は1アカウントにつき1回だけです。
アップグレードは即時、日割りで精算される
プランを上げると即座に反映され、新しい上限がその場で使えるようになります。
請求は日割りで調整され、今のプランの未使用分は次回の請求から差し引かれます。
月初でも月末でも損はしません。
月払いから年払いへの切り替えも同じ扱いです。
💡 プランを上げると、すでに稼働しているサブスクリプション商品の手数料率も新しいプランの率に更新されます。
Beginnerで月額課金の商品を売っていて、あとからBasicに上げた場合、既存の受講生からの毎月の課金も2%から0%に切り替わります。
「既存契約は古い料率のまま」にはなりません。
ダウングレードは次回決済から
プランを下げる操作をすると、現在の請求期間が終わるタイミングで切り替わります。
期間中は今のプランのまま使えるので、払った分が無駄になることはありません。
プランの解約:Freeに戻るだけで、データは消えない
vibelyで「解約」と呼ばれるものは2種類あり、起きることが違います。
まず、管理画面から有料プランをやめる操作のほうです。
この操作をしても即時停止にはならず、支払い済みの請求期間が終わるタイミングでFreeプランに切り替わります。
月払いなら次の請求日まで、年払いなら契約した1年が終わるまで、そのプランのまま使えます。
途中でやめても支払い済みの分は返金されない代わりに、期間いっぱいまで使い切る形です。
Freeプランに戻っても、アカウントが削除されるわけではありません。
作った講座・受講生・ブログ記事はそのまま残ります。
ただしFreeプランの上限を超えている分については、新規の追加ができなくなります。
受講生が80人いる状態でFreeに戻った場合、その80人は引き続きログインできますが、81人目は追加できません。
再び有料プランに戻せば、その場で解除されます。
利用契約の解約:規約上はデータ保持の義務なし
もう1つは、アカウントごとvibelyから抜ける場合です。
これはプランのダウングレードではなく利用契約そのものの終了で、条件が別になります。
利用規約の第17条に、次の2点が書いてあります。
- 解約の申し出は、解約希望日の前月末までに必要です。
- 当社は、法令に基づく場合を除き、解約後に利用者データを保持する義務を負いません。必要なデータは事前にバックアップしてください。
この記事で「解約してもデータは消えない」と書いているのは、あくまで前者のプランの解約(Freeへの切り替え)のことです。
利用契約を終わらせた場合にデータが残り続けることは、規約上は約束していません。
アカウントごと抜けるなら、事前に自分でデータを書き出してください。
受講生や購入履歴のデータ書き出しはBasic以上の機能なので、Free・Beginnerのまま抜ける場合は、いったんBasicに上げて書き出すか、サポートに相談するのが現実的です。
❗️ 「解約」という同じ言葉が、製品の中ではプランのダウングレードを、規約の中では利用契約の終了を指しています。
前者はデータが残り、後者は残す義務を負っていません。
この用語のずれは記事側で補っているだけで、規約や管理画面の文言はまだ揃っていません。
よくある質問
年払いはありますか
あります。
Beginner 49,800円、Basic 148,000円、Pro 248,000円です。
いずれも月額の10ヶ月分で、2ヶ月分が無料になる計算です。
年払いにしても機能と上限は月払いと同じです。
月払いから年払いへの切り替えはいつでもでき、日割りで精算されます。
途中でプランを変えられますか
変えられます。
上げる場合は即時反映で日割り精算、下げる場合は次回の決済タイミングからの反映です。
プランの変更・ダウングレードに最低利用期間や違約金はありません。
ただしアカウントごと抜ける利用契約の解約は別で、利用規約第17条により解約希望日の前月末までの申し出が必要です。
上限を超えたらどうなりますか
新しい追加がブロックされ、アップグレードを促すメッセージが出ます。
自動で課金が増えることはなく、既存のデータが削除されることもありません。
プランを上げればその場で解除されます。
解約したらデータはどうなりますか
有料プランを解約した場合は、Freeプランに戻ってデータはそのまま残ります。
講座・受講生・ブログ記事・制作実績はすべて維持されます。
Freeの上限を超えている分は新規追加ができなくなりますが、閲覧とログインは続けられます。
アカウントごと抜ける利用契約の解約は別の扱いです。
利用規約第17条で「当社は、解約後も法令に基づく場合を除き、利用者データを保持する義務を負いません」と定めているため、データが残り続ける保証はありません。
退会する場合は、Basic以上のデータ書き出し機能で必要なデータを先に手元へ落としてください。
年払いを途中で解約したら返金されますか
返金されません。
年払いで支払った分は、契約期間が終わるまで使い切る形になります。
解約の操作をしても即座に止まるのではなく、契約期間の終わりまではそのプランのまま使えて、期間が終わった時点でFreeプランに切り替わります。
月払いも同じ挙動で、解約しても次の請求日まではそのプランのままです。
Proの年払いは248,000円の先払いになるので、まず月払いで運用して収支が読めてから年払いに切り替えるほうが、金額のリスクは小さくなります。
受講生に返金したら手数料は戻りますか
戻りません。
Stripeの決済手数料3.96%は、返金しても返還されません。
vibely手数料(Free 5%・Beginner 2%)も、返金に合わせて自動で戻る仕組みにはしていません。
Stripeの仕様で、プラットフォーム手数料を返金できるのは決済を作成した側だけなので、手数料分も戻す必要がある場合はサポート窓口(support@vibely.site)に連絡してください。
Basic・Proは手数料0%なので、返金で戻らないのはStripeの3.96%だけです。
返金操作そのものは、運営者自身のStripeダッシュボードから行います。
なお全額返金をすると、その購入に紐づく未払いのアフィリエイト報酬は自動で取り消されます。
無料トライアルはありますか
通常の申し込みでは、有料プランの無料お試し期間はありません。
代わりにFreeプランが期限なしで使えます。
パートナーの紹介リンク経由で登録した場合のみ、初回の有料契約が30日間無料になります。
請求額が表示より増えることはありますか
増えません。
Beginner 4,980円・Basic 14,800円・Pro 24,800円は、Stripeに登録している請求額そのものです。
表示額に何かを上乗せして請求することはなく、初期費用・事務手数料・解約手数料もありません。
ただし、この金額を税込・税抜のどちらとして扱うかは、現時点で料金ページにも請求画面にも表記していません。
経費処理や適格請求書(インボイス)の取り扱いが必要な場合は、サポート窓口(support@vibely.site)に問い合わせてください。
プラン料金の支払い方法の変更と契約内容の確認は、管理画面の「組織設定 › プラン・お支払い」にある「サブスクリプションを管理」からStripeのカスタマーポータルを開いて行えます。
受講生が増えたら自動で料金が上がりますか
上がりません。
vibelyに従量課金の仕組みはありません。
受講生数が上限に達すると新規追加がブロックされるので、自分でプランを上げるかどうかを決めます。
なお管理者・スタッフ権限のメンバーとAIエージェントは受講生数に数えないので、運営メンバーが増えても料金は変わりません。
単体コンテンツを売る場合も手数料は同じですか
同じです。
単体コンテンツもコースも商品の種類が違うだけで、手数料の計算は変わりません。
売れた金額に対してStripe 3.96%とプランの手数料率がかかります。
まとめ
vibelyの費用は、月額のプラン料金・vibely手数料0〜5%・Stripe決済手数料3.96%の3つだけです。
初期費用も最低利用期間もなく、上限を超えても自動で課金が増えることはありません。
判断の目安を最後にもう一度まとめます。
| 状況 | 選ぶプラン | 月間の合計コストの目安 |
| 受講生15人以内・月商16万円未満 | Free | 売上の8.96%のみ |
| 受講生100人以内・月商16万〜49万円 | Beginner | 4,980円+売上の5.96% |
| 月商49万円以上、または外部から予約を受けたい | Basic | 14,800円+売上の3.96% |
| 動画を大量に置く、AIエージェントを本格運用する | Pro | 24,800円+売上の3.96% |
迷ったらFreeで始めて、上限に当たってから上げるので問題ありません。
上限に当たっても作ったものは消えず、上げればその場で解除されます。
Freeプランはクレジットカードの登録なしで作れます(vibelyに登録する)。
最新の価格は料金ページ、契約まわりのより細かい質問はよくある質問にもまとめてあります。